危機管理会議の開催結果について(令和3年12月28日)
以下のとおり,危機管理会議を開催いたしましたので,お知らせいたします。
1 日 時:令和3年12月28日(火)13:15~13:30
2 場 所:県庁4階 403会議室
3 出 席 者:政策監、危機管理環境部長、各部局主管課長など計20名
4 協議概要:年末年始の危機事象対応について
■年末年始の危機事象対応について
○危機管理環境部からの報告
・年末年始における新型コロナウイルスの感染防止対策として、
県民の皆様に、「オミクロン株」を念頭に、基本的な感染防止対策を改めて徹底して
いただくことや、各種制度を積極的に活用していただくことをお願いしている。
各部局においても、引き続き警戒感を持って対策を進めていただきたい。
・あらゆる自然災害に備える必要があり、
特に、徳島地方気象台の情報によると、今後、12月30日から1月1日、
1月3日から4日にかけて、本県でも寒気が強まる予想となっているため、
各部局における、雪害等への即応体制の確保をお願いしたい。
・県内や近隣県において「鳥インフルエンザ」などの家畜伝染病が発生した場合、
全庁的な対応が必要であり、各部局において、職員の動員体制の再確認など、
年末年始であっても迅速な対応ができるようお願いしたい。
・今年は北朝鮮がミサイル発射を繰り返し、3月以降、計4回の発射が
確認されている。万一、ミサイルが日本上空を通過する等の事案が発生すれば、
危機管理会議等を開催することになる。
・高知県などの沿岸にも接近が見られている「軽石の漂流」については、
南部総合県民局を中心に対応していただいており、引き続きお願いしたい。
・各部局においては、常に、あらゆる危機事象を覚知した場合は、正確かつ迅速な
情報収集に努め、「危機管理担当」へも速やかな連絡をお願いしたい。
・危機管理環境部では、全庁的な対応が必要となる危機事象と判断される場合には、
「すだちくんメール」で情報伝達を行い、状況に応じて、危機管理会議等を招集する。
・「部局内の緊急連絡網」や「職員の緊急参集」等の体制について再確認し、
常に緊張感を持って、有事の際は迅速に対応いただきたい。
○農林水産部からの報告
・今シーズン全国で見ると、高病原性鳥インフルエンザや豚熱など、
家畜伝染病の症状を示す家畜・家禽が確認されており、県内では確認されていないが、
いつどこで発生してもおかしくない状況。
・県内畜産農家の皆様に対して、畜舎や農場の消毒や、野生動物侵入防止対策など
防疫対策の強化に加えて、早期発見・通報の徹底を依頼しているところ。
・家畜保健衛生所についても、万が一の場合のため、24時間体制で備えている。
・各部局においても、家畜伝染病に備えた体制の確認をお願いしたい。
○南部総合県民局からの報告
・軽石対策については、第一報があった12月16日以降、沿岸部のパトロールや、
「漁業協同組合」への聞き取り調査を行っている。
・12月22日には、「南部総合県民局軽石対策連絡会議」を開催し局内での情報共有や、
対応についての意思統一をはかり、年末年始の連絡体制の確認も行った。
・今後とも気を緩めることなく、関係機関や関係各課と連携し対応する。
■政策監から次のとおり指示
・危機事象に対しては、発生時に迅速な初動対応が極めて重要であり、
各部局においては、「報告手順」や「連絡先」を改めて確認し、職員間で共有すること。
・ニュース等にも注意をして、関係のある事案については、幅広く情報収集し、
「携帯電話を常時携行」しておき、遺漏無く情報共有すること。
・情報については、職員間だけでなく、関係機関とも共有を図ること。
・有事の際には対応をお願いすることになるが、今年は忙しい1年であったこともあり、
しっかりと休んで、新年に向けて英気を養っていただきたい。