危機管理連絡会議の開催結果について(令和3年6月27日)
以下のとおり,危機管理連絡会議を開催いたしましたので,お知らせいたします。
1 日 時:令和3年6月27日(日)19:00~19:15
2 場 所:県庁4階 403会議室
3 出席者:危機管理環境部危機事象統括監兼副部長,各部局主管課副課長など計17名
4 協議概要
■保健福祉部からの報告
○マダニによる「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」等の感染予防について
・本日,今年度県内初となる「重症熱性血小板減少症候群」患者1名の発生を確認。
・予防方法について説明
・マダニに咬まれないことが最も重要。
・草むらや山に出かけるときは肌を露出しないような服装にすること。
・マダニに咬まれた後に発熱等の症状があった場合は,
直ちに医療機関を受診すること。等
○近隣県での新型コロナウイルス感染症変異株(デルタ株)疑い事例発生について
・インドで確認された新型コロナウイルス変異株(デルタ株)の疑い事例が,
6月25日(金)に香川県で初めて確認された。
・デルタ株については,従来株より感染力が強い「全く別のウイルス」と
考えていただく必要があるが,マスク着用等の基本的な感染防止対策については,
これまで同様に有効とされているため、基本的な感染防止対策の徹底と
体調不良時には早めに早めに医療機関に御相談をお願いしたい。
■危機管理環境部危機事象統括監兼副部長から,次のとおり各部局に指示
○「重症熱性血小板減少症候群」について
・本県で今年度初めて,マダニによる「重症熱性血小板減少症候群」の陽性患者が
確認された。これからの時期,気温が上昇すると,大量発生する恐れがあるため,
マダ二の予防対策について県民の皆様に十分周知を図ること。
○新型コロナウイルス感染症の変異株について
・新型コロナウイルス変異株(デルタ株)の疑い事例が,香川県で初めて確認された。
人の交流も活発な隣県での確認事例であり,現在徳島県内での感染者は減少傾向に
あるが,県民の皆様に,改めての注意をお願いすること。
・ワクチン接種については,市町村や職域での接種が進みつつあるが,
ワクチンは,2回接種した場合でも,その発症予防効果は100%ではない。
このため,1回接種した方だけでなく,2回完了している方におかれても
決して油断せず,引き続き,感染対策を継続することが重要であるので,
全庁をあげてこの旨,呼びかけること。
・県民の皆様に対して,まん延防止等重点措置が発令されている地域はもとより,
県外への往来には十分な御配慮をお願いするとともに,
継続することが重要なので,注意を緩めることなく,
感染防止対策は機会あるごとに再確認いただくよう,注意喚起を実施すること。