危機管理会議の開催結果について(令和元年12月26日)

2019年12月26日

以下のとおり、危機管理会議を開催いたしましたので、お知らせいたします。
 

1 日時:令和元年12 月26 日(木)10:00 ~ 10:15
 

2 場所:県庁3 階特別会議室
 

3 出席者:政策監、危機管理部長、各部局主管課長など計18 名
 

4 協議概要:
 

■年末年始の危機事象対応について
(危機管理部から以下の項目について説明)
・県内及び隣県において「鳥インフルエンザ」などの家畜伝染病が発生した場合、
全庁的な防疫措置が必要。迅速な対応が可能となるよう、職員の動員体制の再確認を依頼。
 

・今年は6月に発生した「山形県沖を震源とする地震」をはじめ「台風15号、19号」
による豪雨災害など昨年に続き様々な災害が全国各地で発生。年末年始(連休中)に南海
トラフ地震に係る臨時情報が発表される場合は、災害対策本部等を設置する可能性がある。
 

・今年5月4日以降、北朝鮮がミサイルを計13回発射。北朝鮮は、大陸間弾道ミサイル
の燃焼実験などの発射再開に向けた動きや、米国との非核化協議の交渉期限を年末に設定
するなど、新たな動きを見せる可能性があり、注視が必要。ミサイルが日本上空を
通過する事案が発生すれば、速やかに危機管理会議を開催予定。
 

・海外での危機事象(テロ事案、大規模災害、遠地地震等)が発生した場合、各部局に
情報収集を依頼。
 

・年末年始の帰省や観光による人の移動に伴い、様々な危機事象の発生が予想される。
各部局においては常にアンテナを高くし、報道に注意し、正確かつ迅速な情報収集に努め
るとともに、危機事象を覚知した場合は、必ず危機管理部へ連絡するよう依頼。
 

・全庁的な対応が必要となる危機事象と判断される場合には、危機管理部から従来どおり
すだちくんメールで情報伝達を行い、危機管理会議等を招集することを周知。
 

(農林水産部から鳥インフルエンザ発生時の体制確認について依頼)
・今年11月28日以降、愛媛県等の4県において、野鳥の糞便検査で低病原性鳥インフ
ルエンザウイルスが検出。畜産農家に対しては、随時、他県のウイルス検出状況について
情報提供や、ウイルスの侵入防止対策、飼養鶏の異常の早期発見、通報について周知徹底
を実施中。
 

・県内農場で鳥インフルエンザが発生した場合、迅速かつ円滑な初動対応が不可欠である
ため、年末年始の期間中の対応に備え、各部局には動員計画を策定いただいているが、職
員の県外等の滞在予定を把握し、必要な人員を確保できるよう体制の確認を依頼。
 

■政策監から次のとおり指示
・危機事象に対しては24時間対応の体制が求められており、発生時には迅速な
初動対応が極めて重要。各部局においては、報告手順や連絡網を改めて確認すること。
特に、大規模災害や家畜伝染病が発生した場合は、職員の動員が必要になるため、長期休
暇中の居場所の確認など、即応できるよう意識を徹底すること。
 

・危機事象の兆候を察知した場合には、判断に迷う事象も含め、幅広、かつ速やかに危機
管理部と情報を共有すること。共有に際しては、県民の安全・安心の確保を第一に考え、
庁内はもとより、市町村や関係機関、企業などと連携した危機管理体制を確保すること。
 

以 上  

 

開催結果(資料提供).pdf(117KB)  会議資料.pdf(143KB)

お問い合わせ

危機管理政策課
電話:088-621-2280