災害対策本部会議(第1回)を開催しました
以下のとおり災害対策本部会議を開催しましたので、お知らせします。
1 日時:平成26年8月9日(土) 15時~15時30分
2 場所:県庁3階 防災危機管理センター
3 出席者:知事(本部長)、副知事、政策監、警察本部長、政策監補、危機管理部長、政策創造部長、県民環境部長、保健福祉部長、商工労働部長、農林水産部長、県土整備部長、南部総合県民局長、西部総合県民局長、企業局長、病院局長、教育長、徳島地方気象台、自衛隊、徳島海上保安部、国土交通省徳島河川国道事務所、四国電力、NTT西日本 計23名
●議題:台風11号への対応について
1 現在の状況
(1)気象の状況
徳島地方気象台
(2)県内の状況
県各部局長
(3)関係機関の状況
自衛隊、徳島海上保安部
(4)ライフラインの状況
四国電力、NTT西日本
2 本部長指示
(要旨)
今回の台風の進路、確実にこのままいくと四国に上陸し、場合によっては徳島の本当に近いところを通過する。また、先の台風12号の大雨により、県下では地盤が大変緩んでいる。
そうした意味も含め、今回は待ち受け体制としての災害対策本部を立ち上げた。
特に危惧されるのは、今日の夜半から明日未明かけて、不測の事態に対し我々もしっかりと対応していく必要が有る。
是非この点をよろしくお願いしたい。
このため3点指示を行う。
まず1点目、今県下で避難指示、避難勧告が出されている。
しかし、実際にはなかなか避難が行われない実態がある。
それが夜になり、不安になって避難行動を開始したところ被災を受けてしまう。過去にもこの様な事例が多くあった。今回は、是非明るいうちの避難について、市町村の皆様方にも、関係機関からも誘導をお願いしたい。
特に自分の身は自分で守るんだ。こうした点を各市町村、消防、警察なども含め関係各方面からどんどん推奨していただきたい。
次に2点目、万が一こうした事態が発生した場合の措置「救命・救助」の対応を速やかにお願いしたい。
刻一刻と変化する気象状況に合わせ、自衛隊等の関係機関には更なる時間の短縮をよろしくお願いしたい。
また、海上保安部の皆様方には、先の台風12号の際にも事例があった海岸沿岸部における孤立地帯、こうした救援救助、その体制整備をよろしくお願いしたい。
そして最後に、万一、救援救助が本当に求められた場合には、速やかな対応を是非よろしくお願いする。
明日の未明には、台風が最接近時期するが、台風12号から11号、我々としては一連と捉えている。
こうした被害を最小限に、そして人命はしっかりと守る。
そのため万全の体制で備えたい。関係各位の尽力をよろしくお願いする。