徳島・鳥取両県知事意見交換会の結果について
日 時:平成24年9月22日(土)12:30~12:45
場 所:遠野市民センター(岩手県遠野市)第一会議室
参加者:徳島県知事 飯泉嘉門 鳥取県知事 平井伸治
概 要:南海トラフの被害想定の見直しを受け、
「鳥取県と徳島県との危機事象発生時相互応援協定」の実効性確保を図るため、
以下のような観点から応援・受援体制の整備を行うことで合意しました。
① 人事交流
平時から関係を強化し,広域災害に備えるため,同時に被災しない
遠隔地自治体である徳島県と鳥取県の人事交流を実施する。
② 応援隊派遣訓練(職員災害応援隊) ~実動訓練~
危機管理部職員,県土整備部及び保健福祉部職員による徳島県応援
隊派遣訓練を「とっとり防災フェスタ」(10月28日)において実施。
③ 徳島県図上訓練(H25.1.17) ~図上訓練~
「徳島県防災・危機管理センター(仮称)」完成後初めての図上訓練
に鳥取県から参加していただく。
本県で開発中の「災害時情報共有システム」を活用し,災害情報を
両県で共有することを検討する。
④ 防災拠点の相互確認 ~平時の交流~
両県で防災拠点施設(県庁,市町村役場,防災センター等防災関係
施設など)の現地確認
平時から両県の防災拠点施設をお互いに確認し,顔の見える関係を
構築する
⑤ 応援・受援計画(実施要綱)の早期作成
被害想定の見直しの影響がない事柄については、具体的な検討を
今年度から進める。
⑥ 各分野での相互協力体制の構築
現在は、県内3市(徳島市と鳥取市、吉野川市と倉吉市、阿南市と
米子市)が協定を締結しているが,町村レベルでの災害時相互応援協
定締結を促進するほか、今年度から取組んでいる両県社会福祉協議会
をはじめ、経済団体などの各分野での相互応援の取組みも促進する。