「一日前プロジェクト」エピソード38  お年寄りの寝ている場所までわかります ~いざというときの決まりもつくる(宮城県北部地震)~

2009年9月9日

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(東松島市 60代 女性)

 

淡路の旧北淡町、あそこが震災のときにすぐに町中の安否確認ができたということが、いつも頭から離れないのです。すばらしいことだなと。

 

あの当時、ここのうちのおばあちゃんはどの部屋に寝ているとか、この人はこの辺に寝ているとかって全部わかっていて、そこを目がけて捜したから、すぐに助け出すことができたというのをテレビで見ました。

 

で、地震のあった年に立ち上げた私たちの自主防災会でも、ひとり暮らしのおばあさんがだいたいどの辺に寝ているかということを、役員さんは本人から聞いて把握しています。今はプライバシーの問題があるから、みんなには公表していませんけれどね。

 

それに、災害直後に役員さんが見回りをした時に鍵がかかっている場合には、とにかく助けなくちゃならないからということで、ガラスは壊しちゃってもいいということになっています。

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