「一日前プロジェクト」エピソード116 ~避難所のリーダーさんは中学生 -校庭キャンプの経験生かす- ~
2011年11月25日
(福岡市 50代 男性)
学校に行ったら、子供たちが率先してハンゴウ※を出したり、畳を干したりしていました。大人の方も手伝っていましたけれど、確か、その春に卒業したばかりの子供たちが中心になっていたと思います。
最初の3日間ぐらいは、畳とかマットを敷いて、小学校の講堂に避難してきた人たちを寝かせたのですが、子ども会で年に1回、校庭でキャンプをしているので、講堂のどこに何がしまってあるのか、子供たちは全部知っているんですね。
避難所になっている小学校の隣は消防署でしょう。寒いからと言って消防署の方も一緒にたき火をしようということになりました。子供たちは校庭キャンプでバーベキューをした経験があるから、ドラム缶で火をたこう、お湯を沸かそう、という時に自然にできたのです。
※ハンゴウとは、アルミニウムなどで作った底の深い炊飯兼用の弁当箱。キャンプなどで使用。
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