「一日前プロジェクト」エピソード128 ~タテゆれの怖さ痛感 ~

2012年2月17日

タテゆれの怖さ痛感

(小千谷市 60代 男性)

 

最初は集落の家の被害は一見少ないように思えました。だけど、あの地震は直下型ということで、ドカンと上に持ち上がって、それから一気に下がったものだから、ほぞ(組み合わさっているところ)がいったんはずれて、下りたときにちょうどその溝に当たればよかったんだけど、そううまくは下がらなかったから、家の中の建具とか、内装関係が全部だめになったんです。

 

当時はとにかく余震のゆれがすごかったし、柱なんかの「ほぞ」がゆるんでいたから、第2波の横ゆれで倒れた家が多くありました。

 

これからはあらかじめ家族で安全な場所を1ヶ所選んで、そこに逃げようと決めておくべきですね。雪国だったら、頑丈につくっている小さな車庫みたいなのがいいかもしれません。

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