「南海地震を知る~徳島県の地震・津波碑~」(第18回)-大牟岐田 児童公園内「南海震災史碑」

2009年10月9日

南海震災史碑

第18回は、海部郡牟岐町の児童公園内にある「南海震災史碑」です。

名称:南海震災史碑

場所:海部郡牟岐町灘字大牟岐田 児童公園内

建立:平成8年(1996)12月21日

地震:昭和南海地震

 

大牟岐田の児童公園内に、昭和南海地震(1946.12.21)から50周年を記念して平成8年(1996)に「牟岐町における南海震災史碑」が建立されています。前面には、昭和南海地震・津波の再調査の結果をもとに「牟岐町では犠牲者52名、家屋被害1,774棟などの被害を受けた。阪神淡路大震災(1995.1.17 )の教訓を活かし、将来必ず起きる南海地震に対して日頃から備えよ。」などと刻まれています。背面には、過去に牟岐を襲った巨大地震の震災史が刻まれています。

 

『教訓』

図表により、自分のまちを襲った過去の南海地震の被災の実態を住民各自が知りうるよう工夫されています。次の南海地震に備えるための心構えができるよう考慮されたこうした碑は、防災教育・防災学習にも有効です。

 

次回は、牟岐町中村の碑を照会します。

地図

大牟岐田 児童公園内「南海震災史碑」

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