メニュー危機管理連絡会議の開催について （令和5年8月21日）【熱中症疑いによる死亡事案の発生について】
消防庁の「熱中症による救急搬送人員調査」のため、週毎に県内の救急搬送人員数等を取りまとめているところですが、８月２０日（日）、県内において熱中症疑いで２名（阿南市消防本部管内、海部消防組合消防本部管内 各１名）の方が死亡する事案が発生したことを確認しました。
これを受け、危機管理連絡会議を開催し、庁内で直ちに情報共有を図るとともに、県民への更なる注意喚起に向けた対応を強化しましたので、お知らせいたします。
なお、報道機関の皆様には、お亡くなりになった方の個人情報については、プライバシー保護の観点から、特定されることがないよう、格段の御配慮をお願いします。
１ 救急搬送の状況等
・8/20（日）に県内で、熱中症疑いによる死亡事案（２名）が発生した。
・8/7～8/13の救急搬送人員数（速報値）は、全国で7,266名、うち徳島県は57名
・8/14～8/20の救急搬送人員数（速報値）は、徳島県は55名
２ 県から県民の皆様へのお願い
・気象庁の1ヶ月予報（８／１９～９／１８）によると「期間の前半は気温がかなり高くなる所が多い。」とされており、引き続き適切な予防行動をお願いする。
・特に高齢者の方は、暑さや喉の渇きに対する感覚が鈍くなるため、定期的な水分補給や休息を心がけるとともに、周囲の方の声がけをお願いする。
・一人でいるときに熱中症を発症した場合、発見が遅れ、重症化する危険が高くなるため、農作業をはじめ、やむを得ず屋外での作業が必要な場合は、「単独作業を避ける」「時間を決めて連絡を取り合う」等の対応をお願いする。
３ 今回の事案を受けての対応
・農業従事者をはじめ、屋外作業を行う機会が多い方に対し、関係団体と連携したチラシの配布
・高齢者の方が利用する施設や老人クラブ等と連携したチラシの配布
・介護施設や障がい者施設等と連携した利用者への注意喚起
・SNSや県HP（安心とくしま等）、防災行政無線による県民への注意喚起
