消防庁の「熱中症による救急搬送人員調査」のため、週毎に県内の救急搬送人員数等を取りまとめているところですが、8月6日（日）、県内において、今年初めて、熱中症疑いで1名の方が死亡する事案が発生したことを確認しました。

　これを受け、危機管理連絡会議を開催し、庁内で直ちに情報共有を図るとともに、県民への更なる注意喚起に向けた対応を強化しましたので、お知らせいたします。

　なお、マスコミの皆様には、お亡くなりになった方の個人情報については、プライバシー保護の観点から、特定されることがないよう、格段の御配慮をお願いします。

1　救急搬送の状況等
・8/6（日）に県内で熱中症疑いによる死亡事案（1名）が発生した。
・7/24～7/30の救急搬送人員数（速報値）は、全国で11,765名、うち徳島県は73名
・7/31～8/6の救急搬送人員数（速報値）は、徳島県は50名

2　保健福祉部からの依頼
・「熱中症警戒アラート」が発表されていなくても、熱中症のリスクは高い日が続いているため、適切な予防行動をお願いする。
・特に高齢者の方は、暑さや喉の渇きに対する感覚が鈍くなるため、定期的な水分補給や休息を心がけるとともに、周囲の方の声がけをお願いする。
・お墓参りや帰省、阿波踊りなどで外出の機会が多くなることから、各部局においてはHPやチラシ等を活用し、改めて関係団体を通じた注意喚起をお願いする。
　また、併せて「エアコンが使用できないときの熱中症対策」についても、周知をお願いする。

3　今回の事案を受けての対応
・SNSや県HP（安心とくしま等）による県民への注意喚起
・介護施設や障がい者施設等と連携した利用者への注意喚起
・高齢者の方が利用する施設と連携したチラシの配布
・市町村及び消防機関に対し県民への注意喚起の強化について依頼文を発出

R50808危機管理連絡会議 開催結果.pdf(58KB) 

資料1_徳島県週別救急搬送グラフ.pdf(523KB) 資料2_エアコンが使用できないときの熱中症対策.pdf(960KB)