危機管理会議の開催結果について(令和5年8月24日・「北朝鮮の「人工衛星」と称する弾道ミサイル発射に係る対応について」について)

2023年8月24日

以下のとおり、危機管理会議を開催いたしましたので、お知らせいたします。

 

1 日     時:令和5年8月24日(木) 午前8時から午前8時5 分まで
2 場     所:万代庁舎3階特別会議室
3 出 席 者:政策監、危機管理環境部長、危機管理環境部副部長、危機管理環境部次長、環境管理課長、各部局主管課長など計21名
4 協議概要:北朝鮮の「人工衛星」と称する弾道ミサイル発射に係る対応について

 

■危機管理政策課からの報告
・本日3時51分頃、北朝鮮が「人工衛星」と称する事実上の弾道ミサイルを発射、
 3時54分には「J-アラート」及び「エムネット」にて「北朝鮮からミサイルが
 沖縄県の方向に発射されたものとみられる」、
 4時7分には、「沖縄県からなる地域の上空を飛翔し、太平洋へ通過したものとみられ、
 避難の呼びかけを解除する」との発表があった。
・官房長官の会見において、当該ミサイルは複数に分離した後、それぞれ朝鮮半島西の黄海、
 朝鮮半島南西の東シナ海、フィリピンの東の太平洋上で、日本の排他的経済水域外に
 落下したとみられると発表された。
・今回の発射を受け、岸田総理からは、以下の3点について指示があった。
 ① 上空を通過したと判断される地域に重点を置き、
   落下物等による被害がないか、速やかに確認すること
 ② 北朝鮮の今後の動向を含め、引き続き、情報収集・分析を徹底すること
 ③ 米国や韓国等、関係諸国と連携し、引き続き、必要な対応を適時適切に行うこと
・本県の対応として、J -アラート発表後、直ちに、情報収集体制を構築し、
 市町村等への情報提供を実施するとともに、本県関係の漁船について、
 沖縄県周辺への出漁がないことを確認した。
・北朝鮮は、今回の人工衛星打ち上げは失敗であり、対策を講じた上で、
 10月にも改めて打ち上げを行うとの報道もなされていることから、
 情報収集を続けるとともに、関係機関等への情報提供に万全を期して参る。

 

■環境管理課からの報告
・弾道ミサイル発射直後の4時10分現在、県内4箇所のモニタリングポストによる
 「放射線量(空間放射線量率)」の測定結果は、通常の範囲であり、発射前から変化なく、
 本県の大気環境には影響はないと考えられる。
・引き続き、監視を続け、測定結果に異常値があれば直ちに報告を行う。

 

■政策監からの指示
・以下3点を指示するので、各部局において、指示内容の徹底をお願いする。
 ① 国、市町村など関係機関と連携し、引き続き、緊急時の県民への情報伝達体制に
  万全を期すこと
 ② 万が一の事態に備え、屋内避難、落下物への対処など必要な手順を再確認し、
  市町村や関係機関と連携し、県民への周知を図ること
 ③ 各部局においては、引き続き、危機管理環境部に情報を集約する
  危機管理体制を維持するとともに、県民の安全・安心を守るため、
  不測の事態に備え、最善を尽くすこと

 

 危機管理会議開催結果.pdf(109KB)  危機管理会議資料一式.pdf(331KB)

 

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お問い合わせ

危機管理政策課
電話:088-621-2711