危機管理連絡会議の持ち回り開催について (令和4年11月9日・小松島市におけるイノシシ出没への対応)
本日、小松島市内で「イノシシ」が出没し、複数の県民の方々が負傷された事案を受け、危機管理連絡会議を持ち回り開催し、庁内で情報共有を図るとともに、今後の対応を確認しましたので、お知らせいたします。
1 経緯
<11月9日(水)>
○7:15頃 小松島市の住民から「散歩中の女性がイノシシに噛まれた」との110番通報あり
○7時半頃までの間に6名の方が負傷
○8:20頃 小松島市農林水産課から県に出没情報について連絡
小松島市に以下のことを依頼
・防災行政無線を用いて市民に注意喚起を行うこと
・特に学校や保育所と情報共有して,事故防止を図ること
・警察,猟友会,県と協力して周辺を巡回し住民とイノシシとの接触予防を図ること
一時、「小松島ショッピングプラザルピア」の屋上駐車場まで追い込んだが、逃げられた。現在も、県、県警、小松島市及び猟友会が連携し、現場周辺を巡回し、当該イノシシを探しているが、現時点では見つかっていない。
2 被害状況
軽傷者 6名(うち、3名が救急搬送)
①50代 男性 咬傷(救急搬送)
②50代 男性 咬傷(救急搬送)
③10代 男性 咬傷(救急搬送)
④40代 女性 咬傷
⑤10歳未満 男性 打撲
⑥60代 男性 咬傷
3 県の対応状況
・出没情報を受け、市職員、警察、猟友会、県職員計13班で現場巡回中
・小松島市へ職員1名をリエゾン派遣
・周辺市町村及び学校関係機関への情報提供及び注意喚起
・県HP及びSNSにて注意喚起
・麻酔銃の使用によるイノシシの捕獲準備
4 今後の対応
・市等と連携し、イノシシと住民の接触防止に向けた現地巡回体制強化
・イノシシに遭遇した場合の対応について、県民の皆様へ周知広報
(添付資料参照)
・県立学校及び市町村教育委員会と「オンライン会議」を行い、注意喚起及び児童生徒の安全確保を要請