以下のとおり，危機管理会議を開催いたしましたので，お知らせいたします。

１ 日時：令和2 年11 月11 日（水）9:00 ～ 9:10

２ 場所：万代庁舎3 階特別会議室

３ 出席者：知事，政策監，危機管理環境部長，畜産振興課長，
鳥獣対策・ふるさと創造課長，安全衛生課長，
各部局主管課課長など計22 名

４ 協議概要
「香川県における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認」について
（国内3 例目）

■畜産振興課から説明。
・本日，香川県三豊市において，疑似患畜が確認された。（3例目）
・11/5，11/8 の発生対応に加え，県内養鶏関係者への情報提供，消毒等衛生対策の再
徹底を指示，香川県との県境に消毒ポイント6 カ所を継続して設置。
・当該農家から半径 10km 圏内に三好市の農家が含まれることから，立入検査を実施。
・現時点で異常を疑う養鶏農家は該当なし。

■鳥獣対策・ふるさと創造課から説明。
・11/11 の発生を受け，三好市の山間部一部が野鳥監視重点区域に指定される見込み
だが，1 例目時に指定された区域とほぼ同じであり，死亡野鳥の監視を続けているが，
現在のところ，報告なし。
・死亡野鳥が監視された場合，市町村や県民局に連絡いただき、回収後簡易検査を実施。
・その他地域でも関係機関と連携し，全県下において死亡野鳥の監視を強化に努める。

■安全衛生課から説明。
・発生農場からの11 月10 日及び11 日の県内食鳥処理場への搬入はなし。
・食鳥検査センターにおいても，直近１週間で、県内食鳥処理場において、疑いのある
異常鶏は確認されていない。
・食鳥処理場や食鳥検査センターへの指導等を通じ，より緊張感を持って，食鳥肉の安
全確保に努める。
・動物園や動物取扱事業者，飼育者等に対しても，指導・啓発を実施。
・県HP においては，食鳥肉・卵の安全性・愛玩鳥についての啓発を実施中。

■知事から、次のとおり各部局に指示。
・県民の皆様の不安払拭とともに，県民の皆様に死亡野鳥がいた場合の連絡等について，
ご協力をお願いすること。
・食鳥検査を徹底すること。
・６箇所の消毒ポイントについて，民間事業者に協力いただくことも大事だが，県職員
が責任をもってしっかり管理をしていくことも重要である。人員が足りない場合は全
庁あげて対応すること。
・「発生させない，持ち込ませない」を合い言葉に，畜産産業を守り抜く強い決意で臨
んでほしい。

                                                                                                                  以上

会議資料.pdf(164KB)開催結果.pdf(100KB)