徳島県広域防災活動計画(平成30年3月)の見直しについて
徳島県広域防災活動計画(平成30年3月)の見直しについて
■ 広域防災活動計画とは
南海トラフ巨大地震発生時に、国の緊急災害対策本部を通じ本県に投入される県外の各
部隊の救助活動や、応急対策を、迅速かつ効果的に実施できるよう進出拠点や緊急輸送ルー
トなど、受け入れに必要な事項を定めた計画
■ 見直しの背景
「中央構造線・活断層地震被害想定」及び「徳島県広域避難ガイドライン」の策定や「徳
島県地域防災計画」の修正等を踏まえ、「徳島県広域防災活動計画」の見直しを行う。
■ 見直し後の計画概要
計画の構成は、本計画と十分な連携と整合を図る必要がある「南海トラフ地震における具
体的な応急対策活動計画」に準拠
❍計画の目的と位置付け
・想定する大規模災害に「中央構造線・活断層地震」を追加
❍緊急輸送ルート
・西部防災館へのアクセス確保のため、国道438号、県道鳴門池田線を追加
❍救助・救急、消火活動
・高速道路SAなどの「進出拠点候補地」を見直し
・広域応援部隊に国交省TEC-FORCEを追加
❍医療活動
・西部健康防災公園を、SCU(広域搬送拠点臨時医療施設)候補地に追加
❍物資調達
・支援物資対象品目にトイレットペーパー、生理用品の2品目を追加(計8品目)
❍災害時情報共有システムの活用推進
・災害時情報提供体制を強化するため、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の衛星画像活動
データの活用(H30.2運用開始)
❍その他
・効果的な応急対策活動を構築するため、「災害時物流体制確保マニュアル」及び「徳島
県広域避難ガイドライン」の活用を追加
・「広域物資輸送拠点」について、原則、国の基準を準拠した拠点に変更
(県内7箇所から5箇所)
・各市町村の「広域物資輸送拠点」から、「避難所」までの間を中継する「地域内輸送拠
点候補地」を見直し