LPガスの安全器具 その2 ガス放出防止機器

2010年1月14日
張力式ガス放出防止型ホース例

出典:LPガス設備設置基準及び取扱要領

(高圧ガス保安協会作成:無断転載禁止)

消防保安課では、液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律(以下、液石法)という法律を所管しています。

 

液化石油ガスとは、一般家庭などで燃料として用いられているプロパンガス(LPガス)のことです。

 

LPガスは、高熱量で災害に強い、容易に供給が可能であるといったメリットがあり、全国約2,600万世帯で利用されています。

 

しかし、いくらメリットがあるとはいえ、(どのような燃料にも言えることですが・・・)ひとたび取扱いを誤れば、火災や爆発、一酸化炭素中毒といった事故を招いてしまいます。

 

このシリーズでは、こうしたLPガスによる事故を防ぐために設置される安全器具についてご紹介していきます。

 

第2回は、ガス放出防止機器についてです。

 

第1回で紹介したガスメーターの機能により、ガスの消費状況に異常がある場合や地震などによる大きな揺れを感知した場合には、ガスメーターの部分でLPガスの供給が遮断されます。

 

また、一般家庭等に設置されるボンベ(LPガス容器)には、くさり等で固定することによって転倒や転落による損傷を防止する措置がとられています。

 

しかし、強い地震の場合にはボンベが転倒するおそれがあります。

 

ボンベが転倒し、ボンベとガスメーターの間の配管やホースが破損したり外れたりすると大量のガスが放出され火災や爆発等の原因となります。

 

これは、ボンベに、ガス放出防止機能のついた高圧ホースやガス放出防止器といったガス放出防止機器を取り付けることによって防止することができます。

 

ガス放出防止機能付きの高圧ホースやガス放出防止器は、過流式と張力式に分けられます。

 

過流式は、大量のガスが流れた際にその流れる力を利用してガスの供給を遮断するもの。

 

張力式は、ボンベが転倒する際の力を利用して放出防止機構を作動させるものです。

 

※徳島県では、社団法人徳島県エルピーガス協会と協力して、ガス放出防止機能付き高圧ホースの普及に努めています。

 

ガス放出防止機能付き高圧ホースが接続されているかどうかは、契約しているLPガス販売店にご確認ください。

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消防保安課
保安担当
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