南海地震がやってくる-毎日が防災(9) 自主防災組織を結成しよう!
2008年3月13日
10年前の阪神・淡路大震災では、建物の倒壊などにより生き埋めや閉じこめられた人のうち、生存して救出された約95パーセントの方が、自力または家族、隣人などに助けられました。
専門の救助隊に助けられた方は、わずか数パーセントです。
南海地震が発生した場合、消防機関などの救助活動が十分に行えないことが考えられます。
そのため、火災が発生したり、けがをする人が出た場合、たよりになるのは、ご近所の力。隣近所の助け合いが必要です。
そこで、「自分たちの地域は自分たちで守ろう!」と結成されるのが、自主防災組織です。
徳島県には、710の組織(平成17.4.1現在)があります。皆さんの地域でも声を掛け合って、自主防災組織をつくりませんか。
自治会や町内会の行事の中に防災活動を取り入れることも組織づくりの一歩です。
自主防災組織の普段の活動は?
- 災害・防災の学習
- 避難場所・避難経路の把握
- 避難・消火訓練
- 防災資機材の整備と使い方の訓練など
自主防災組織を結成したいときは、お住まいの市町村防災担当課までお問い合わせください。
※この記事は、県政だよりOUR徳島平成17年11月号(No.260)に掲載されたものです。
お問い合わせ
防災人材育成センター
啓発担当
電話:088-683-2100
ファクシミリ:088-683-2002