医療機関におけるノロウイルスに関する院内感染事案の報告等について
2015年12月28日
感染性胃腸炎については、例年、今月中旬にピークになる傾向であり、特にノロウイルスによる感染性胃腸炎に注意が必要になります。
これについては、「感染性胃腸炎の流行に伴うノロウイルスの感染予防対策の啓発について」(平成27年10月23日厚生労働省健康局結核感染症課、医薬・生活衛生局生活衛生・食品安全部監視安全課事務連絡)により、感染予防対策の啓発について通知されているところです。
貴部局におかれましては、「医療機関等における院内感染対策について」(平成26年12月19日医政地発1219 第1 号厚生労働省医政局地域医療計画課長通知。)等を参考に、所管の医療機関等に対し、更なる手洗いの徹底や、糞便・吐物の適切な処理等の感染予防対策について重ねて周知徹底するとともに、医療機関等に対し、院内感染によるノロウイルスの集団感染を疑う場合や、院内感染との因果関係が否定できない死亡事例が発生した場合は、速やかに管轄保健所に報告し、支援を受けてください。
(参考)
○ノロウイルス検出状況2015/16シーズン(国立感染症研究所)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-noro.html
○ノロウイルスに関するQ&A(最終改定:平成27年6月30日)