第6次徳島県保健医療計画について
このたび、本県の保健医療施策に関する基本指針となる「第6次徳島県保健医療計画」を策定いたしました。
本県では、医療法に基づき、昭和62年11月に「徳島県地域医療計画」を策定し、その後、ほぼ5年ごとに見直しを行ってきましたが、平成20年4月に公示した「徳島県保健医療計画(第5次改定)」の策定から5年が経過し、更なる人口減少と急速な高齢化に伴う社会構造の変化、「地域偏在」や「診療科偏在」といった医師不足問題、近い将来その発生が危惧される「南海トラフの巨大地震」をはじめとする大規模自然災害に対する不安などを背景として、県民の皆様の保健医療に対する関心・期待は、より多様で高度なものへと変化しています。
このような状況の中、県民の皆様のニーズに的確に対応した更に良質かつ適切な保健医療を提供できる体制の構築を推進するため、「徳島県保健医療計画」を改定いたしました。
今回の計画では、従来の4疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病)及び5事業(救急医療、小児医療、周産期医療、災害医療、へき地医療)に、新たに「精神疾患」及び「在宅医療」を加えた5疾病、5事業及び在宅医療について、個別具体的な検討を行い、地域の医療機関の機能分担と連携による、県民にとって必要な医療を切れ目なく提供する体制の構築に取り組むこととしています。
また、基本的な医療から専門的・特殊な医療に至るまでの各段階を受け持つ医療機関等が適切な機能分担・連携を図り、効果的な保健医療機能の整備を促進することを目的に設定している「保健医療圏」については、より実態に即した実効性の高い計画の策定・推進により、様々な課題や状況に応じ、これまで以上にきめ細やかな対策を推進するため、県下を3圏域とする新たな保健医療圏を加え、再構築することとしています。
【保健医療圏】
・1次保健医療圏(市町村域)
・1.5次保健医療圏(県内6圏域)
・2次保健医療圏(県内3圏域)
・3次保健医療圏(県全域)
<1.5次~2次保健医療圏図>
今後、この計画に基づき、市町村、保健医療関係者・関係団体及び関係機関となお一層の連携を深めながら、本県の保健医療提供体制の確保・充実のため、積極的に取り組んでいくこととしています。
1 計画の基本理念
「県民がいつでも、どこでも、等しく高度な保健医療サービスが受けられる徳島づくり」
2 計画の期間
平成25年度から平成29年度までの5年間
3 計画について
下記ファイルからダウンロードできます。
計画本体 6次計画.pdf(12.8MBytes)
計画概要版 概要版.pdf(2.22MBytes)
計画分割版 分割版.zip(6.45MBytes)
【医療機能別医療機関名称の公表】
急性心筋梗塞 医療機関(急性心筋梗塞).zip(409KBytes)
精神疾患 医療機関(精神疾患).zip(518KBytes)
在宅医療 医療機関(在宅医療).zip(209KBytes)