危機管理会議(北朝鮮の「人工衛星」と称する弾道ミサイル発射に係る対応について)の開催結果について(令和5年5月31日)

2023年5月31日

  以下のとおり、危機管理会議を開催いたしましたので、お知らせいたします。


1  日  時:令和5年5月31日(水) 午前10 時から午前10 時5 分まで
2  場  所:万代庁舎3階 特別会議室
3  出 席 者 :危機管理環境部副部長、危機管理環境部次長、環境管理課長、各部局主管課長など計19 名
4  協議概要:北朝鮮の「人工衛星」と称する弾道ミサイル発射に係る対応について

 

 ■危機管理環境部次長からの報告
 ・本日6時28分頃、北朝鮮が「人工衛星」と称する弾道ミサイルを発射し、
   6時30分にJ-アラート、6時39分にエムネットにて、
  「北朝鮮からミサイルが沖縄県方向に発射されたものと見られる」として発表された。
 ・当該ミサイルについては、7時4分発表のJ-アラート、エムネットにて、
  「我が国への落下又は、上空を通過する可能性がなくなったことが、確認されました。
    避難の呼びかけを解除します」との発表があった。
 ・その後、当該ミサイルは飛行中にレーダーから消失し、黄海に落下したと見られると
  官房長官の会見で発表されている。
 ・本県における対応としては、直ちに、情報収集体制を構築し、
  市町村等への情報提供を実施するとともに、本県関係の漁船について、
  沖縄周辺への出漁がないことを確認した。
 ・引き続き、情報収集を続けるとともに、市町村はじめ関係機関等への
  情報提供に万全を期して参る。

 

 ■環境管理課長からの報告
 ・弾道ミサイル発射直後の午前7時10分現在、県内4箇所の
  モニタリングポストによる「放射線量(空間放射線量率)」の測定結果は、
  通常の範囲であり、発射前から変化なく、本県の大気環境には
  現在のところ影響はないと考えられる。
  引き続き、監視を続け、測定結果に異常値があれば直ちに報告を行う。

 

 ■危機管理環境部副部長から知事指示事項の伝達
    ・事案発生後直ちに、随時、知事へ情報を報告し、以下3点の指示があった。
     各部局におかれては指示内容の徹底をお願いする。
  ① 人事異動により、明日から新体制となるが、各部局においては、切れ目のないよう、
    改めて連絡手段、情報の流れなど情報伝達体制を再確認し、
    国、市町村など関係機関との連携に万全を期すこと。
  ② 万が一の事態に備え、屋内避難、落下物への対処など、必要な手順を再確認し、
    市町村や関係機関と連携し、県民への周知を図ること。
  ③ 直近の報道でも「早急に2回目の発射を断行する」と報じられており、  
    各部局においては、引き続き、危機管理環境部に情報を集約する
    危機管理体制を維持するとともに、県民の安全・安心を守るため、
    不測の事態に備え最善を尽くすこと。

 

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   危機管理会議資料一式.pdf(223KB)                危機管理会議開催結果.pdf(100KB)

 

 

お問い合わせ

危機管理政策課
電話:088-621-2711