危機管理連絡会議の開催結果について(令和4年5月21日)

2022年5月21日

以下のとおり,危機管理連絡会議を開催いたしましたので,お知らせいたします。

 

1 日  時:令和4年5月21日(土)18:00~18:05
2 場  所:万代庁舎3階 特別会議室
3 出 席 者:危機管理環境部副部長,危機管理環境部次長,危機管理政策課長,
       感染症対策課長,各部局主管課副課長など 計18名 
4 協議概要:マダニによる「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」等の
       感染予防について

 

■感染症対策課から説明
・今年に入り初めて、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)患者が確認された。
・今回の患者は、徳島市在住の70 歳代の女性で、5月15 日に発熱、5 月16 日に 
   食欲不振、下痢があり、医療機関を受診。医療機関から徳島保健所に検査の依頼が
   あり、本日、保健製薬環境センターの検査でSFTS の陽性を確認。
・予防方法としては、マダニに咬まれないことが重要。
・春から秋にかけて活動期であり、草むらや山などに入る際は、長袖・長ズボン、
   手袋、首にタオルを巻くなど肌の露出を避け、屋外活動後は入浴し、
   マダニが付着していないか確認することが重要。
・マダニに咬まれた後に症状が出た場合は、直ちに医療機関を受診する。
・県では、関係機関や市町村に対し、リーフレットを作成し配付することにより、
   マダニによる感染予防を呼びかけている。
・SFTS は、四類感染症に分類されており、通常は県感染症情報センターから、
   届出数等の公表を行っているが、今回は、県民の皆様への注意喚起等
 「感染対策上の必要性」から、特に個別発表を行うもの。
   患者等の個人情報については、プライバシー保護の観点から、特定されることが
   ないよう、格段の御配慮をお願いする。


■危機管理環境部副部長から,次のとおり各部局に指示
○重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について
・マダニによる「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」による「陽性患者」が、
   今年度、初めて確認された。春から秋にかけて活動が活発になり、SFTSは重症化
   すると死に至ることもある病気である。
・草むらや山などに入る際は、肌の露出を避け、発熱など症状が出たら、ためらわず、
    医療機関の受診いただくよう呼びかけること。
・関係機関や庁内関係各課等との連携を密にし、様々な機会を捉えて、感染の予防啓発
   や注意喚起を図ること。
○その他(北朝鮮情勢について)
・近日中にも、弾道ミサイルの発射や核実験を行う可能性があるとの報道もある。
・今後も、北朝鮮関連の情報を注視し、仮にこうした事態が発生した場合には、速やか
   に情報収集するとともに、庁内はじめ、市町村等との的確な情報共有を行う体制を
   整えること。

危機管理連絡会議 開催結果(R4.5.21).pdf(104KB)

危機管理連絡会議 会議資料(R4.5.21).pdf(1MB)

 

お問い合わせ

危機管理政策課
電話:088-621-2280