危機管理連絡会議の開催結果について(令和4年4月25日)
危機管理連絡会議の開催結果について
以下のとおり,危機管理連絡会議を開催いたしましたので,お知らせいたします。
1 日 時:令和4年4月25日(月)17:30~17:40
2 場 所:万代庁舎3階 特別会議室
3 出 席 者:危機管理環境部次長,危機管理政策課長,
畜産振興課家畜防疫担当室長,安全衛生課長,
各部局主管課副課長など 計18名
4 協議概要:大型連休における危機管理体制の確保について
北海道知床沖における観光船事故について
■危機管理政策課から説明
・23日(土)に,北海道知床沖で,観光客など26人が乗った遊覧船が浸水し,
沈没したものと見られ,現在も救助活動が継続。
・本県で同様の大きな事故が発生した場合には,全庁的な対応を行う必要がある。
・各部局において,同様の事故が発生した場合に,どのような対応が必要か,
改めて再確認し,即時に対応できる体制の確保をお願いする。
・この時期からよく発生する事案として、マダニが媒介する感染症(SFTS)について,
重症化すれば死亡する可能性があり,特に警戒が必要。
・熱中症について,気温の上昇に伴い,患者も増えていくため,注意が必要。
・北朝鮮情勢について,報道では,核実験や弾道ミサイルの発射などが行われる
可能性が指摘されており,引き続き,警戒が必要。
・家畜防疫関係について,県内で発生した場合は,全庁的に動員をお願いする
可能性があるため,万全の準備をお願いする。
・新型コロナウイルス感染症について,とくしまアラート・レベル1・感染観察を維持。
連休における人流の増加により,感染リスクが高まるため,引き続き,警戒が必要。
・これらのことを踏まえ、地震等の自然災害への対応も必要となるため,
大型連休中に様々な危機事象が起こった場合にも,速やかに対応できるよう,
部局内はもとより,各関係機関との間の連絡体制を確保し,
危機事象が発生した場合には,危機管理政策課まで報告をお願いする。
■畜産振興課から説明
・高病原性鳥インフルエンザについて,4月に入っても北海道等において発生し、
野鳥についても,渡り鳥のシーズンが終わる5月の連休までの間は,注意が必要。
・引き続き,鳥インフルエンザとくしまアラートのステージ3を維持し,
県内養鶏関係者に対し、衛生管理についての指導を徹底し,防疫対策の強化に務める。
・豚熱について,群馬県において発生が確認され,感染の要因とされる野生イノシシの
感染地域が拡大している。
・引き続き,庁内における速やかな情報提供に努め,防疫体制の再確認を行う。
■危機管理環境部次長から,次のとおり各部局に指示
・大型連休(GW)期間においても気を抜くことなく、発生した危機事象に
即応できるよう職員の体制を確保すること。
・各部局においては,判断に迷う場合であっても,幅広に,かつ速やかに,
危機管理政策課へ第一報の連絡を行い,情報共有を図ること。