危機管理連絡会議の開催結果について(令和4年1月4日)
危機管理連絡会議の開催結果について
以下のとおり,危機管理連絡会議を開催いたしましたので,お知らせいたします。
1 日 時:令和4年1月4日(火)17:30~17:40
2 場 所:万代庁舎4階 403会議室
3 出 席 者:危機管理環境部危機事象統括監兼副部長,危機管理環境部次長,
畜産振興課長,鳥獣対策・ふるさと創造課長,
安全衛生課長,各部局主管課副課長など 計20名
4 協議概要:近隣県(愛媛県)における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認(国内11,12例目)について
■畜産振興課から説明
・本日,愛媛県西条市において,国内10例目の3km圏内にある2農場で,
高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認された(国内11,12例目)。
各養鶏場及び関連農場の鶏飼育数は約23万羽。
・近隣県で短期間に複数の発生が確認されたことを受け,
「鳥インフルエンザとくしまアラート」を最大レベルのステージⅣに引き上げると
ともに,養鶏農家など県内養鶏関係者に対し,情報提供及び衛生対策の徹底等に
ついて注意喚起を行った。
・県内農場においては,異常鶏に関する報告は現在のところなし。
■鳥獣対策・ふるさと創造課から説明
・野鳥サーベイランスについては,現在,全国で最高レベルの「対応レベル3」である。
・死亡野鳥を見つけた際の連絡基準や連絡先について,
県HPでお知らせするとともに,県民局,市町村,猟友会,日本野鳥の会に,
注意喚起を行っている。
・引き続き野鳥サーベイランスの徹底に努める。
■安全衛生課から説明
・発生農場からの県内食鳥処理場への搬入はなし。
・食鳥検査センターにおいても,持ち込まれた食鳥について,
異常鶏は確認されていない。
・食鳥処理場や食鳥検査センターへの指導等を通じ,食鳥肉の安全確保に努める。
・動物園や動物取扱事業者に対しても,動物愛護管理センターを中心に指導を行う。
・県HP等で,食鳥肉及び卵の安全性と愛玩鳥における対策について,
改めて周知,啓発を行う。
■危機管理環境部危機事象統括監兼副部長から,次のとおり各部局に指示
・農林水産部においては,県民の皆様の不安を払拭に努めるとともに,
死亡野鳥発見時の対応・連絡手順等について,改めて周知すること。
・危機管理環境部は,食鳥肉などの安全性を確保するため食鳥検査の徹底を
図るとともに,県民・消費者に対して風評被害の防止の周知を徹底すること。
・各部局においては,万一,県内養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生するなど,
状況に変化があった場合,防疫措置等のため全庁的に職員を動員し,
対応することになることから,即応できるよう,
各職員への連絡や動員体制について,再度確認をすること。