危機管理連絡会議の開催結果について(令和3年11月10日)
危機管理連絡会議の開催結果について
以下のとおり,危機管理連絡会議を開催いたしましたので,お知らせいたします。
1 日 時:令和3年11月10日(水)13:00~13:20
2 場 所:万代庁舎4階 405会議室
3 出席者:危機管理環境部危機事象統括監,危機管理環境部次長,畜産振興課長,
鳥獣対策・ふるさと創造課,安全衛生課長 各部局主管課副課長など
計20名
4 協議概要
「秋田県における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認」について
■畜産振興課から説明。
・本日,秋田県横手市において,「高病原性鳥インフルエンザ」の疑似患畜が確認された。
(○所在地:秋田県横手市 ○飼養状況:採卵鶏:約14.3万羽)
・本日午前に,養鶏農家など,県内養鶏関係者に対し,情報提供及び衛生対策の徹底等について注意喚起を行った。
・今年度から運用している「鳥インフルエンザとくしまアラート」を「感染拡大注意ステージⅡ」に引き上げ,防疫対応の強化を図る。
■鳥獣対策・ふるさと創造課から説明
・野鳥への対応について,韓国で「おしどり」からH5N1亜型が確認された事を受け,11月2日に環境省の野鳥監視レベルが「2」に引き上げた。
・11月10日に国内発生が確認されたが,環境省の野鳥の監視レベルは「2」のままで,全国の野鳥の監視を強化する旨が通知された。
・引き続き野鳥の監視を強化すると共に,国内の発生状況の把握,近隣国の発生状況,渡り鳥の飛来状況や偏西風など風の動きにも注視する。
■安全衛生課から説明。
・東北地方(発生農場)から県内食鳥処理場への搬入はない。
・食鳥処理場には,食肉衛生検査所から,搬入農家の確認の徹底,鳥インフルエンザ対策の徹底,異常鶏が確認された場合の通報の徹底を指導している。
・食鳥検査センターにおいても,直近1週間で,県内食鳥処理場において,疑いのある異常鶏は確認されていない。
また,出荷状況報告書及び生鳥検査等の確認徹底,異常鶏について簡易検査の徹底を指示したところ。
・動物園や動物取扱事業者等に対しても,動物愛護管理センターを中心に指導を行う。
・さらには,食鳥肉・卵の安全性についての啓発をホームページで行っている。
■危機管理部副部長から,次のとおり各部局に指示。
・農林水産部においては,県内での発生を防止するため,養鶏場における「消毒」や 「野生小動物侵入防止対策」など,「飼養衛生管理」を徹底すること。
・「発生予防・まん延防止対策」に必要となる消石灰や防護服などの防疫資材について,あらためて,現在の備蓄状況を確認し,新たな資材の調達が必要であれば,
危機管理調整費を活用するなど,早め早めの対策を講じること。
・危機管理環境部は,食鳥肉などの安全性を確保するため食鳥検査の徹底を図ること。
危機管理調整費を活用するなど,対応すること。
・各部局においては,「県民の皆様」の不安を払拭するとともに,死亡野鳥を発見した際の連絡窓口について県民に周知を行うこと。
なお,事象を覚知した場合は,速やかに危機管理政策課に情報を共有すること。
・さらに,本県養鶏農家において,鳥インフルエンザが発生するなど,状況に変化があった場合,防疫措置等のため,全庁的に職員を動員し,
対応することとなることから,各部局におかれては,関係者との情報共有を徹底するため,
緊急連絡体制の再確認を行っていただくとともに,動員体制の再確認をお願いする。
以 上
危機管理連絡会議 開催結果(資料提供)(11月10日).pdf(107KB)
危機管理連絡会議 開催結果(資料)(11月10日).pdf(664KB)