危機管理会議の開催結果について(令和3年8月6日)
以下のとおり,危機管理会議を開催いたしましたので,お知らせいたします。
1 日 時:令和3年8月6日(金)午後6時から午後6時10分まで
2 場 所:万代庁舎4階 403会議室
3 出席者:政策監、危機管理環境部長、危機管理環境部次長、各部局主管課長など計21名
4 協議概要:「豚熱」ワクチン接種に向けた対応等について
■畜産振興課から説明。
・7月29日に「兵庫県淡路市」で発見された「死亡野生いのしし」1頭について、
検査の結果、「豚熱」の感染を確認 ※「淡路島」では、「初」の感染確認
・本日(8月6日)、国の「牛豚等疾病小委員会」において、
本県を含む、四国四県がワクチン接種推奨地域に追加設定された。
・県内養豚農家から「ワクチン接種」の要望があることや本県における
「発生予防対策の強化」を図るためワクチン接種を実施
・接種時期について(8月下旬開始予定 9月末接種完了予定)
・ワクチン接種予定頭数(約3万1千頭)
・予算については、危機管理調整費を活用させていただきたい。
※ワクチン接種に必要な経費として1600万円を予定
■安全衛生課から説明。
・兵庫県養豚場から県内と畜場への搬入状況や食肉衛生検査所や保健所等の対応につい て説明。
・県ホームページ等で、豚肉の安全性を周知し、風評被害を防止
※豚熱は、豚やイノシシの病気であり、人には感染することはない
※豚熱にかかった肉や内臓を食べても、人体に影響はない。
■政策監から、次のとおり各部局に指示。
・ 県内での「豚熱」ワクチン接種に向け、県内養豚農家をはじめとする関係者や
国とも十分協議を行い、早急に「接種体制の準備」を進めるとともに、
ワクチン接種に必要な経費については、「危機管理調整費」を活用すること。
・隣接の「淡路島」で感染が確認されるなど、「野生いのしし」の感染地域も拡大し ていることから、
「車両や畜舎等の消毒」、「野生動物侵入防止対策」など、養豚場における「飼養衛生管理」を再度徹底し、
県内における「発生予防対策」を強化すること
・万一の県内発生に備え、「動員体制」や「家畜防疫・支援協定・締結団体との緊急連 絡体制」、
「農場での防疫措置の手順」など、防疫体制を再度、確認すること
以 上
開催結果(資料提供).pdf(94KB) 危機管理会議資料.pdf(370KB)