危機管理対策本部会議の開催結果について

以下のとおり，危機管理対策本部会議を開催いたしましたので，お知らせいたします。

１日時：令和3 年３月３日（水）14:45 ～ 14:55
２場所：万代庁舎3 階特別会議室
３出席者：知事，副知事，政策監，県警本部長，各部局長計19 名
４協議概要：県内における高病原性鳥インフルエンザの対応について

■農林水産部から説明
○これまでの経過・対応状況等について
・2 月9 日（火）,「疑似患畜」と確定後,
「殺処分」,「農場消毒」などの防疫措置を,2 月10 日（水）午後7 時に完了。
・2 月21 日（日）「半径3km 以内」の養鶏場に対する「清浄性確認検査」を実施。
2 月27 日（土）全ての検査で「陰性」を確認したため,
同日午後9 時をもって，「搬出制限区域」を解除。
・防疫措置完了から21 日を経過した明日（3 月4 日（木））午前0 時をもって,
「移動制限区域」を解除を考えている。
・「野鳥対策」については,美馬市での発生事例，及びつるぎ町で発見された死亡野鳥か
らの確認事例により，「野鳥監視重点区域」が２区域指定されているが,
死亡野鳥も含め,これまでのところ,異常は確認されていない。

■危機管理環境部から説明
○県職員の動員の状況について

■知事から，次のとおり各部局に指示。
・美馬市において発生した「高病原性鳥インフルエンザ」について,
防疫措置の完了,清浄性の確認,その後の経過観察を経て,
明日（3 月４日（木））午前0 時をもって,半径3km 以内の「移動制限区域」を
解除することとする。
・全国的に発生が続いていることから,５月の連休までは気を緩めること無く
警戒に当たること。
・養鶏場の「飼養衛生管理」について、基本に立ち返り、「農場敷地内」をはじめ、
「鶏舎や車両」の消毒、「鶏舎専用・長靴、衣服の使用」、「小動物の侵入防止対策」
など、県内養鶏農家に対して、改めて指導･徹底を図るとともに、
養鶏場近隣の「ため池」の「除草・消毒作業」や「野鳥の監視」、「死亡野鳥の検査」
を継続して実施すること。
・今回の一連の防疫措置に関し、「防疫措置の手順」や「資機材の備蓄・調達」
「部局間を越えた訓練」，「協定締結団体との連携」などについて,しっかりと検証,見
直し，改善を行うこと。
※本案件（鳥インフルエンザ）に関する「危機管理対策本部」については,
明日（3 月４日（木））午前0 時をもって解散することとなります。