危機管理対策本部会議の開催結果について

2021年2月9日

以下のとおり,危機管理対策本部会議を開催いたしましたので,お知らせいたします。

 
1 日時:令和3 年2 月9 日(火)19:30 ~ 19:40
2 場所:万代庁舎3 階特別会議室
3 出席者:知事,副知事,政策監,県警本部長,各部局長など計19 名
4 協議概要:県内における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の対応状況について

 
■農林水産部から報告
○経過状況
・発生農場における作業状況について,
 本日9 時45 分から泡殺鳥機と炭酸ガスを併用し,殺処分を開始。
 同16 時35 分に約7,000 羽の殺処分を完了。
 同13 時21 分から処分鶏の焼却を平行して実施。
・現在,鶏舎内外・農場敷地の消毒を実施しているところ。
○家畜防疫措置状況
・移動制限区域内の対象全11 農場に対して,「発生状況確認検査」を実施中。
 目視での検査においては,異常は確認されていない。
・本日,農林水産省「疫学調査チーム」が発生農場の現地調査を実施。
 「発生鶏舎の衛生対策は概ね適正に講じられていた」との報告あり。
・消毒ポイントを制限区域境界付近に7 箇所設置,16 時時点で40 台の消毒を実施。
・環境省が発生農場の周辺半径10 ㎞を「野鳥監視重点区域」に指定。

 
■危機管理環境部から報告
○防疫措置に関する動員
・第1陣については,72 名に動員を依頼。
 主に殺処分について作業を実施し,先ほど17 時30 分に終了。
・第2陣については,50 名に動員を依頼。
 「殺処分後の処理」及び「鶏舎の消毒」について,作業を実施。
・明朝9 時30 分から,引き続き「鶏舎の消毒」など,防疫措置を行う。

 
■知事から次のとおり,各部局に指示
○殺処分に続く,「鶏舎周辺の消毒」,「焼却」など,一連の「防疫措置」を着実に
 進めるとともに,防疫措置完了の日から3 週間の経過観察が終わるまで続く
 「7箇所の消毒ポイントの運営」についても,全庁を挙げて対応にあたること。
○本日,発生農場の調査に当たった農林水産省「疫学調査チーム」と連携し,
 今回の「発生原因」を徹底的に分析することで,新たな発生を阻止すること。
○引き続き,「野鳥の監視」を強化するとともに,
 「鶏舎周辺の消毒」や「小動物の侵入対策」について,
 改めて県内すべての養鶏農家に対し,指導徹底を図ること。

開催結果.pdf(96KB)

会議資料.pdf(87KB)

お問い合わせ

危機管理政策課
電話:088-621-2713