危機管理会議の開催結果について(令和3年2月4日)
以下のとおり,危機管理会議を開催いたしましたので,お知らせいたします。
1 日 時:令和3年2月4日(木)18:00~18:10
2 場 所:万代庁舎3階 特別会議室
3 出席者:副知事,政策監,危機管理環境部長,各部局主管課課長など 計22名
4 協議概要:死亡野鳥インフルエンザ遺伝子検査「陽性例」について
■農林水産部から説明
・1月29日、つるぎ町で回収された死亡野鳥(マガモ1羽)について、
国立環境研究所において遺伝子検査を実施したところ、
本日、A型鳥インフルエンザ遺伝子の陽性反応が確認された。
・今後、病性の確定検査に1週間程度かかる見込みであり、現時点で高病原性鳥インフルエンザが確認されたものではない。
・本日、環境省が回収地点の周囲半径10kmを野鳥監視重点区域に設定している。
・回収地点の半径3km圏内の養鶏場に対する立入検査を実施していく。
■安全衛生課から説明
・県内の食鳥処理場で異常を疑う鳥は確認されていない。
・引き続き、食鳥の監視体制の徹底を指示したところ。
・現在、市場に流通している鶏肉については、安全であることを周知していく。
■副知事から,次のとおり各部局に指示。
・本県における、死亡野鳥からの遺伝子検査の陽性事例は、
平成23年2月の「那賀町」における「フクロウ」での発生以来、2例目である。
・野鳥での事例とはいえ、養鶏場に「持ち込ませない」「発生させない」ことが重要である。
そこで、以下3点指示する。
・環境省により、野鳥監視重点区域に指定されたことから、野鳥の会などと連携し、
区域内における野鳥の監視やフリーダイヤル(0800-200-5444)により、
県民の皆様も協力を得て、死亡野鳥の検査について強化すること。
・回収地点の3km以内にある全ての養鶏場に対して、速やかに立入検査を実施し、
異常鶏の確認や衛生管理基準の遵守を指導するなど、対策を徹底すること。
・万が一の本県養鶏場での発生に備え、全庁を挙げての対応体制はもとより、
防疫措置の手順や資器材の備蓄・調達、協定締結団体との連携などについて、確認すること。
以上