危機管理連絡会議の開催結果について(令和3年1月27日)

2021年1月27日

以下のとおり,危機管理連絡会議を開催いたしましたので,お知らせいたします。

 
1 日時:令和3 年1 月27 日(水)9:45 ~ 9:55
2 場所:万代庁舎4 階405 会議室
3 出席者:福井副知事,政策監,危機管理環境部副部長,各部局主管課副課長など計21 名
4 協議概要:和歌山県における豚熱の確認について

 
■畜産振興課から説明
・1 月26 日(火)和歌山県の養豚農場において,豚熱の患畜を確認。
(農場の概要)
所在地:和歌山県かつらぎ町
飼養頭数:290 頭
経緯:1 月25 日(月)飼養豚が衰弱している旨の通報有り
   1 月26 日(火)和歌山県が検査を行ったところ,豚熱の患畜が判明
・直ちに県内養豚農家を含む養豚関係者への情報提供を実施済。
・農場に対して,衛生管理の徹底等に関して,巡回指導を通じて対応する。
・和歌山県から本県への豚の出荷や搬入,本県から和歌山県への豚の移動は無い。

 

■安全衛生課から説明
・当該農場から,本県と畜場への豚の搬入は無い。
・食肉衛生検査所においては,と畜検査の徹底を引き続き実施する。
・ジビエ肉,イノシシ肉の処理施設に対しても注意喚起を行う。
・市場流通している豚肉については安全であることをホームページ等で周知する。

 

■福井副知事から,次のとおり各部局に指示
・国や発生県などの防疫対応状況等について,情報収集を行い,
 「関係部局との情報共有」及び「県内養豚農家への情報提供」を行うとともに,
 養豚農家に対しては,車両消毒の実施,いのしし等の野生動物対策など,
 飼養衛生管理基準の遵守を徹底すること。
・和歌山県と徳島県とを結ぶ,南海フェリーにおいて,
 ウイルスの持ち込みを防止するため,
 「南海フェリー徳島港のりば」に「消毒用マット」を早急に設置すること。
・昨年12月,本県阿波市で発生した高病原性鳥インフルエンザの防疫措置が終了
 したばかりであるが,ひとたび,家畜伝染病が発生すると,
 多大な経済的損失が発生する。
 動員計画や防疫措置の手順,協定団体との協力体制など,
 豚熱を含めた家畜伝染病が本県で発生した場合を想定した,
 「初動防疫対応」の再確認を行うこと。

 
以上,「豚熱」を含む家畜伝染病を,「持ち込ませない,発生させない」ため,
最大限の危機意識を持って,対応するよう指示する。

開催結果.pdf(97KB)

会議資料.pdf(403KB)

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危機管理政策課
電話:088-621-2280