危機管理対策本部会議(第3回)の開催結果について

2021年1月12日

以下のとおり,危機管理対策本部会議を開催いたしましたので,お知らせいたします。

 
1 日時:令和3 年1 月12 日(火)9:15 ~ 9:25
2 場所:万代庁舎3 階特別会議室
3 出席者:知事,副知事,政策監,県警本部長,各部局長計19 名
4 協議概要:県内における高病原性鳥インフルエンザの対応について

 
■農林水産部から説明
○これまでの経過・対応状況等について
・12 月19 日(土),「疑似患畜」と確定後,
 「殺処分」,「農場消毒」などの防疫措置を,12 月21 日(月)17 時30 分に完了。
・本年1 月1 日(金), 「半径3km 以内」の養鶏場に対する「清浄性確認検査」
 を実施し, 1 月7 日(木)に,全ての検査で陰性を確認後「搬出制限区域」を解除した。
・防疫措置完了から21 日を経過した本日(1 月12 日(火))午前0 時をもって,
 「移動制限区域」を解除したところ。
・「野鳥対策」については,発生農場から「半径10km」の区域が,
 「野鳥監視重点区域」に指定されているが,
 死亡野鳥も含め,これまでのところ,異常は確認されていない。
・「国の疫学調査チーム」と合同で調査をした結果,
 発生要因として,「渡り鳥」により,周辺環境に持ち込まれたウイルスが,ネズミ等に
 より鶏舎内に侵入したことが推察された。

 
■危機管理政策課から説明
○県職員の動員の状況について

 
■知事から,次のとおり各部局に指示。
・阿波市において発生した本県初の「高病原性鳥インフルエンザ」について,
 防疫措置の完了,清浄性の確認,その後の経過観察を経て,
 本日(1 月12 日(火))午前0 時をもって,半径3km 以内の「移動制限区域」を
 解除した。
・「危機管理対策本部」については,本日をもって解散することとなるが,
 依然,隣県である香川県でもいまだ「移動制限区域」が解除されておらず,
 全国的に発生が続いていることから,気を緩めること無く警戒に当たること。
 以下,3 点を指示する。
○「発生させない対策」として,
 農林水産省の疫学調査チームと連携して判明した発生要因に鑑み,
 「野鳥の監視」,「死亡野鳥の検査」,「養鶏農家の小動物の侵入防止対策」の徹底に
 加え,県内の養鶏場の近隣で,渡り鳥が飛来する「ため池」を洗い出し,
 「除草や消毒作業」を重層的に実施すること。
○「持ち込ませない対策」として,
 当面の間,香川県境の「消毒ポイントの運営」を継続すること。
○今回,本県で初めて経験した知見を活かし,
 防疫措置の手順や資機材の備蓄・調達,協定締結団体との連携など,
 万が一の「発生」に備え,しっかりと検証,改善を行うこと。

以上

開催結果.pdf(100KB)

会議資料.pdf(355KB)

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危機管理政策課
電話:088-621-2713