危機管理会議の開催結果について

2020年12月18日

以下のとおり,危機管理会議を開催いたしましたので,お知らせいたします。

 
1 日時:令和2 年12 月18 日(金)18:00 ~ 18:10

 
2 場所:万代庁舎3 階特別会議室

 
3 出席者:知事,政策監,危機管理環境部長,各部局主管課課長など計22 名

 
4 協議概要:本県における「高病原性鳥インフルエンザ」の疑い事例の発生について

 
■農林水産部から説明
・本日,高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例が阿波市の採卵鶏農場で
 確認された。
・現時点では,簡易検査でA型インフルエンザ陽性を確認された段階であり,
 高病原性鳥インフルエンザが確定したわけではない。
 現在PCR検査を実施中。
・農場の概要,阿波市の採卵鶏(約1万羽)
・当面の対応,
①遺伝子検査(PCR検査)の実施
②当該農場への関係機関以外の立入り制限
③周辺農場への立入り自粛
④発生に備えた防疫措置の準備

 
■危機管理政策課から説明
・PCR検査で陽性が確認された場合には,今後,家畜防疫措置,殺処分等を行うこと
 になるが,それらについては,各部局からの職員の動員となる。
 既に対応する24時間,万一に備え対応を行う現地班として
 第1陣85 名第2陣82 名第3陣82 名合計249 名の動員を準備中。

 
■知事から,次のとおり各部局に指示。
・本日,本県阿波市において複数の死亡鶏が確認され,簡易検査を実施したところ,
 高病原性鳥インフルエンザの陽性の疑いありとの報告があった。
・本県では,初の事例であり,鳥インフルエンザを封じ込めるため,
 何より初動対応が重要である。
・現在,PCR検査を実施中だが,疑似患畜であることを想定して,今のうちから
 「飼育鶏の殺処分」をはじめとする「発生農場の防疫措置」や「制限区域における
 消毒ポイントの設置」などの準備に取りかかること。
・対応に当たっては,国及び市町村としっかりと連携し,対処すること。
・なお,明後日,予定をしておりました国民保護共同訓練については,
 鳥インフルエンザ疑い事例の発生に伴い,国とも協議の結果,開催を見合わせる。
 今後の開催については,国と協議を行っていく。

開催結果.pdf(87KB) 会議資料.pdf(67KB)

お問い合わせ

危機管理政策課
電話:088-621-2713