第3回徳島県新型コロナウイルス感染症対策本部会議の開催結果について(令和2年3月31日)

2020年3月31日

以下のとおり、第3回徳島県新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催いたしましたので、お知らせいたします。
 

1 日時:令和2年3 月31 日(火) 0:40 ~ 0:50
2 場所:県庁3 階特別会議室
3 出席者:知事、副知事、政策監、県警察本部長、各部局長など計19 名
4 協議概要:新型コロナウイルス感染症患者の発生について
 

■保健福祉部から報告
○昨日(3月30日)23時
徳島県保健製薬環境センターによる検体検査の結果、2 例の感染が確認された。
○今回、感染が確認された患者は、
・1例目は、
愛媛県において、陽性が確認された20代男性の「濃厚接触者」として、
昨日3月30日に京都市から調査依頼があり、検査の結果、「陽性」と判明
徳島保健所管内の20代の女性
・2例目は、
和歌山県において陽性が確認された20代男性の「濃厚接触者」として、
昨日3月30日に和歌山県から調査依頼があり、検査の結果、「陽性」と判明
徳島保健所管内の20代、男性
○本県の感染は、2月25日のクルーズ船下船者の方の感染とあわせて3例となる。
昨日判明したお二人とも、現在、入院調整中。
また管轄の保健所において、接触者の疫学調査を実施中
 

■危機管理部から報告
○3月30日、ウェブ会議で「県・市町村情報連携会議」を開催し、
・昨日策定した、「徳島県対処方針」の考え方、
「徳島県新型インフルエンザ等対策行動計画」に基づく対応、
「患者発生時の対応手順」などについて、確認、
○県内での「新型コロナウイルス感染症患者」発生を受け、関西広域連合広域防災局とも
相互に情報共有を、図ったところ。
○今回の症例から市中感染への拡大、クラスターにつながらない様、
今後とも「徳島県対処方針」に基づき市町村・関係機関と連携を図り、対応して参る。
 

【知事指示】
昨日「陽性」が確認された方は、2月25日、ダイヤモンドプリンセスから下船され、陽
性となった1名以来となる、2名の若い皆さん。
県民の皆様の御協力を頂きながら、なんとしても感染拡大を抑えていく必要があるため、
以下3点指示する。
○第1点目は、感染拡大抑制への取組について。
・まずは、感染が確認された方の「治療を最優先」していくとともに、本県における、
これ以上の「感染の拡大」を抑えることが何よりも重要。
・ご家族など、感染が疑われる濃厚接触者をいち早く把握し、健康観察、また、積極的な疫
学調査をしっかりと行い、それぞれお住まいの市町村とも連携しながら、一丸となって感
染拡大の抑制に取り組むこと。
○第2点目は、県民の皆様への正確な情報の提供について
・昨日の県内での感染者発生を受け、県内でもいつ何時拡大するか分からないといった、県
民の皆様方の不安も非常に大きくなると思う。
・日本全体を見ると、大都市を中心に、感染源が追えない事例が多発しているが、今回の2
例は、同じ発生源であり、発生源を追えないものではないということを、県民の皆様にご
理解をいただきたい。
・また、濃厚接触者の皆様方に対し適切な疫学調査などをしっかりと行い、それ以降の感染
を防ぐことが重要となるので、県民の皆様方には冷静な対応を求めていきたい。
○第3番目、県民の皆様への呼びかけについて
・県民の皆様方には、国の専門家会議からの提案、また、基本的対処方針の中にも示されて
いる「3密」の「密集」、「密閉」、「密接」、を極力避けていただく。
・また、「手洗い」、「咳エチケット」など、お一人、お一人が感染防止対策を適切に行えるよ
うに、更なる注意喚起を行っていただきたい。
・また、先般私の名前で、47都道府県に、4月の年度替わりに、就学、就業等のため、感
染拡大が見られる東京など大都市部へ移動される皆様にはより注意をして頂きたい旨の通
知を出したところ。
・市町村の皆様には、「3密」を避ける、また、手洗い、咳エチケットの更なる対応をしっか
り行うように、市町村や関係する学校などに注意喚起を図っていただきたい。
・今、東京都は、重大な局面であり、今日も小池都知事から緊急記者会見が行われたところ。
・国とともに、また47都道府県がしっかり結束する中で、この感染拡大を何としてもくい
止めていく覚悟で取り組んでいきたいと考えているので、皆様もそれぞれの所管において、
しっかりと対応したいただきたい。 

 

開催結果.pdf(117KB) 会議資料.pdf(157KB)

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電話:088-621-2280