危機管理連絡会議の開催結果について(令和2年1月24日)

2020年1月24日

以下のとおり、危機管理連絡会議を開催いたしましたので、お知らせいたします。

 

1 日 時:令和2年1月24日(金)17:00~17:20

 

2 場 所:万代庁舎4階 403会議室

 

3 出席者:危機管理部副部長、各部局主管課副課長など 計18名

 

4 協議概要

「新型コロナウイルス関連肺炎について」

「家畜伝染病の侵入防止について」

 

■感染症・疾病対策室から各部局に対し、以下の項目について説明。

 ・新型コロナウイルス関連肺炎について、本日、WHOがPHEIC(国際的に懸念さ れる公衆衛生上の緊急事態)に該当しないと公表。

 また、本日、国内で2例目の新型コロナウイルス関連肺炎の患者が発生。この患者は中国武漢市在住の旅行者で、現在、疫 学調査を実施中。

・春節により県内にも中国からの観光客の増加が見込まれるため、県では、日本語に加え、英語・中国語版の感染症予防の啓発チラシを作成し、宿泊施設等に配布。当資料については、県ホームページにも掲載。

 

■畜産振興課から各部局に対し、以下の項目について説明。

・国内ではCSFが沖縄県内で発生する等、未だ終息していない中、アジア諸国ではASF、高病原性鳥インフルエンザ等の家畜伝染病が断続的に発生。

 国内のウイルス侵入リスクは非常に高い。

・県では、昨年12月に畜産農家に対する定期的な情報提供に加え、海外に渡航した際 の畜産関連施設の立ち入り自粛や、肉製品を国内に持ち込まないよう注意喚起を実施。

 靴底消毒やポスターの掲示等、これまでの水際対策については継続。

■危機管理部副部長から、次のとおり各部局に指示。
 

【新型コロナウイルス関連肺炎について】

・保健福祉部を中心に、常に厚生労働省などの最新の情報を入手し、得られた情報を、速やかに庁内で共有することはもとより、引き続き、県民の皆様へ、最新の情報を提供する体制を継続すること。

・感染予防に向けて、不特定多数の方々の出入りが想定される県施設や、イベントなどにおいては、手指の消毒液や、マスクなどを配置するとともに、市町村や県内の宿泊施 設などに対しても、こうした感染予防対策の周知徹底を図ること。

・早期発見や拡大防止に向け、引き続き、徳島阿波おどり空港などでの水際対策を徹底 するとともに、中国などの海外からの旅行者や帰国者、その接触者などで、感染が疑わ しい方がいれば、保健所へ相談を行うよう、引き続き県民の皆様へ周知を図ること。

 【家畜伝染病の侵入防止について】

・本県において、「ASF」などの家畜伝染病が発生しないよう、農林水産部において は、「水際対策」として実施中の「靴底消毒」について、あらためて、空・海港の管理 者に対して、徹底を要請をすること。

・畜産関係者に対して、海外へ旅行する場合は、畜産施設立ち入りの自粛を、また、畜産関係者に限らず一般の皆様にも、加工肉製品を持ち帰らないよう周知するとともに、農場での「消毒」や「野生動物の侵入防止対策」の徹底など、飼養衛生管理について、注意喚起すること。

                                                                                                             以 上  

開催結果.pdf(382KB)   会議資料.pdf(2MB)

お問い合わせ

危機管理政策課
電話:088-621-2280