危機管理連絡会議の開催結果について(平成30年10月23日)

2018年10月23日

以下のとおり、危機管理連絡会議を開催いたしましたので、お知らせいたします。

 

1 日 時:平成30年10月23日(火)13:00~13:15

 

2 場 所:県庁4階 405会議室

 

3 出席者:危機管理部副部長、農林水産部次長、畜産振興課長、各部局主管課副課長など 計21名

 

4 協議概要

(1)畜産振興課から以下の項目について説明

 ■千葉県で採取された野鳥の糞便からの低病原性鳥インフルエンザウイルス検出について

・昨日、今期初めて、千葉県で採取された野鳥の糞便から、低病原性鳥インフルエンザウイルス(H7亜型)を検出。鳥に感染すると、変異し高病原性鳥インフルエンザとなる可能性がある。
 ・当事案について養鶏農家へ速やかな情報提供を行い、消毒等ウイルス侵入防止対策の徹底に関する通知を行った。家畜保健衛生所においては、衛生管理について農場に 立ち入りのうえ確認するとともに、モニタリング検査を実施。今後、流行期には更なる監視強化を行う。 

 

■中国からの旅客(新千歳空港)の携帯品からのアフリカ豚コレラウイルス遺伝子の検出について 

・昨日、農林水産省から通知があり、10月1日に北京から新千歳空港に到着した旅客の携帯品からアフリカ豚コレラウイルスを検出。現在、農林水産省が感染力の有無について検査中。
・県内養豚農家に対しては、当ウイルスの発生している国への海外渡航の自粛、病原体の持ち込みや早期発見の指導を徹底。また、養豚農家に対し農林水産省の通知により海外渡航時の注意事項について周知。         

   

(2)危機管理部副部長から、次のとおり各部局に指示
・千葉県で確認された鳥インフルエンザウイルスについて、危機管理部においては、死亡野鳥の取り扱い、発見時の連絡等について県民の方へ十分な広報を行うこと。
・農林水産部においては、養鶏農家に対し、消毒や野鳥の侵入防止対策等の防疫措置 の徹底、また異常を確認した際の早期届出を周知すること。
・アフリカ豚コレラについて、海外からの殆どの肉や肉製品は国内に持ち込めないことを、本県から海外渡航する者に注意喚起すること。
・本県の検疫体制に対する県民の安全・安心を確保するため、国と協力し万全の対策 を講じること。
・「豚コレラ」はブタとイノシシには感染するウイルスであり、人には感染しないという正しい情報を県民の方に提供し、風評被害の防止を図ること。
・万一、これらの感染症が県内農場で発生した場合には、全庁的な職員の動員により 速やかな防疫措置行うこととなるため、各部局においては改めて動員体制を確認し迅速な対応に備えること。

 

以 上

 

会議資料.pdf(869KB) 開催結果(資料提供).pdf(99KB)

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