以下のとおり、危機管理連絡会議を開催いたしましたので、お知らせいたします。

１ 日 時：平成30年4月9日（月）18:00～18:10

２ 場 所：県庁4階 405会議室

３ 出席者：危機管理部副部長、各部局主管課副課長など 計1６名

４ 協議概要 「紀伊水道で採取した二枚貝（アカガイ）の貝毒検査結果について」

■ 水産振興課から各部局に対し、貝毒検査結果について説明。
・ ３月２３日，徳島市地先の護岸で採取した天然カキから，国が定める規制値を上回る貝毒が検出されたため，関係漁協に出荷自主規制の指導を行った。

・ 現在，県下沿岸（ウチノ海を除く）で採取した二枚貝の出荷自主規制の指導を実施している。

・ ４月４日，水産研究課が紀伊水道における「貝けた網漁業」で試験採取した二枚貝（アカガイ）を外部機関で検査した結果，本日，出荷自主規制の基準値を大幅に上回る麻痺性貝毒が検出された。

・ むき身で約1個（約15g）食べるだけで致死量に至る計算となる。

・ 対応について，天然カキに加え，貝けた網で採捕したアカガイについても定期的な貝毒検査を行い，監視を行う。

・ 改めて，沿海漁協を通じ，漁業関係者に全ての二枚貝について出荷自主規制の指導を行い，食中毒事故の防止の徹底を図る。

・ 県民を対象に注意喚起を行うとともに，二枚貝以外の安全性を周知する。

・ 本日，徳島市沖洲地先，勝浦川河口及び海部郡地先において，二枚貝（天然カキ）を採取し，検査機関に送付した。４月１３日（金）に結果判明予定。
      
■ 危機管理部副部長から、次のとおり各部局に指示した。
・ 「二枚貝」については、県民の皆様に潮干狩りを控えていただくよう注意喚起を図るとともに、関係機関等への正確な情報提供を図ること。

・ 二枚貝以外の魚介類については、安全であるので、この情報についても併せて周知を徹底すること。                                                

 以上

開催結果.pdf(104KB)　会議資料.pdf(159KB)