重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に係る注意喚起について

2017年10月10日

~重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を発症したイヌからヒトへの感染事例について~

 

 国内で初めて、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染したイヌからヒトに感染した事例が、県内において確認されました。

 これは動物が重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を発症していたまれな事例です。

 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、主にSFTSウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染するとされています。

 

【予防のために次のことを守ってください】

マダニに咬まれないことが重要です。  

1 草むらや山など、マダニが生息する場所に入る際は、長袖・長ズボン、手袋、首に
   タオルを巻くなど肌の露出を避けましょう。

2 屋外活動後は入浴しマダニが付着していないか確認しましょう。

3 マダニに咬まれた場合は、無理に引き抜こうとせず、医療機関で処置してもらって
  ください。     

4 マダニに咬まれた後に発熱等の症状があった場合は、直ちに医療機関を受診しましょう。
   その際、ペットの健康状態についても、主治医に伝えましょう。

5 ペットが体調不良の際は、直ちに動物病院を受診しましょう。

6 飼育犬、猫については、ノミ・ダニの駆虫薬を定期的に投与してください。

7 SFTSを含めた動物由来感染症の感染を防ぐために、ペットとの過剰なふれあいを
   控えてください。

8 野生動物は、どのような病原体を保有しているか分からないので、野生動物との接触は
   避けましょう。

 

SFTSに関することはこちら

 ■ 徳島県健康増進課ホームページ

     http://www.pref.tokushima.jp/docs/2017072000188/

 ■ 徳島県動物愛護管理センターホームページ

     http://our.pref.tokushima.jp/aigo/

 ■ 厚生労働省ホームページ

     http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000169522.html

 ■ 国立感染症研究所ホームページ

     https://www.niid.go.jp/niid/ja/sfts/3143-sfts.html

 

SFTSに関するQ&A(動物)

〈 SFTS全般に関して 〉

問 SFTS(重症熱性血小板減少症候群)とはどのような病気ですか?
  2011年に中国において新しい感染症として流行していることが報告された病気です。
  病原体はSFTSウイルスで、主にマダニが媒介してヒトや動物に感染します。


問 どのくらいのマダニがSFTSウイルスを持っていますか?
  季節や地域にもよりますが、0~数%といわれています。
  

〈 ペット・動物のSFTSに関して 〉

問 感染した動物から、SFTSウイルスに感染する危険性はありますか?
  ヒトが動物から感染したと考えられる事例(猫1、犬1)は、いずれも動物がSFTSを
  発症している稀な事例であり、感染していても発症していない犬や猫であれば、
  ヒトへ感染するリスクは低いと国立感染症研究所からも示されています。

問 動物からヒトへの感染はどのようにしておこるのですか?
  SFTSウイルスに感染し、発症している動物の体液(唾液、血液、便、尿等)に直接
  触れた場合、ヒトに感染する可能性は否定できません。
  SFTSウイルスだけでなく、動物からヒトへ感染する病気は多くありますので、
  衰弱した又は体調不良のペットの汚物処理等の世話をする際には、手袋を着用
  するようにしてください。


問 ペットが感染するとどのような症状が出るのですか?
     これまで確認された事例では、
    発熱(39℃以上)             
    白血球減少症(5000/㎣以下) 
    血小板減少症(10万/㎣以下)  
    食欲消失 (自力でえさを食べられない)
   などですが、他の病気も考えられますので、ペットが体調不良の際には
   早めに動物病院を受診してください。

  また、犬は多くが不顕性感染(感染しても症状がでない)といわれています。


問 ヒト以外の動物もマダニに咬まれてSFTSに感染するんですか?
     国の調査によると、地域差はありますが、
   犬では0~15%、 シカで0~90%、イノシシで 0~10%程度の抗体が
   検出されています。
  このときの調査では、猫では抗体が検出されませんでした。
  その他、アライグマ、タヌキ、イタチ、ウサギ等野生動物でも抗体が
  検出されています。


問 徳島県内の動物も感染していますか? 
  これまでの国との合同調査等により、県下全域で、犬やシカ、イノシシから
  抗体を検出しています。
  SFTSウイルスを持ったマダニが、県下全域に生息しているということですから、
  地域に関係なく、マダニに咬まれない対策が必要です。
   犬       約5% (11/226検体)
   猫        0% ( 0/68検体)
   シカ    約10%  (10/99検体)
   イノシシ  約26% (54/210検体)
    
問 シカやイノシシを食べてもSFTSに感染しませんか?
  これまで、肉や乳など動物由来食品を食べてヒトに感染したという事例はありません。
  徳島県では、野生動物を食用にする場合に、動物由来感染症や食中毒を防ぐため、
  捕獲・処理・加工に携わる方に衛生講習会を開催するなどして、注意喚起を
  行っています。
  SFTS以外にも感染症や食中毒を起こすウイルスや微生物がありますから、
  お肉を食べる場合は、中心部まで十分に加熱(75℃1分間以上又はこれと同等)する
  ことが重要です。


問 ペットにマダニが付いていたのですが、そのマダニを介してヒトがSFTSにかかることはありますか?
  ペットに付いているマダニに触れたからといって感染することはありません。
  けれども、マダニに咬まれれば、その危険性はあります。マダニ類は犬や猫等、
  動物に対する感染症の病原体を持っている場合もありますので、ペットの健康を
  守るためにも、ペットのマダニは適切に駆除しましょう。
  また、散歩後にはペットの体表のチェックを行い(目の細かい櫛をかけることも
  効果的です)、マダニが咬みついてしっかり食い込んでいる場合は、無理に取らず、
  獣医師に除去してもらうようにしましょう。


問 感染が疑われるペットはどうしたらよいですか?
  ペットが体調不良の際は、速やかに動物病院を受診してください。
     その際には、獣医師にペットの状況を詳しくお伝えください。
  動物病院での検査の結果、疑わしいと判断されたペットは、血液などを採取して、
  国立感染症研究所で検査することとなっています。


問 県内で検査できる機関はありませんか?
  ヒトの場合は、医療機関で診断基準等に基づき、疑わしいと判断した場合に
  徳島県立保健製薬環境センターで検査することとしています。
  動物の場合は、動物病院で疑わしいと判断された場合について、国立感染症研究所に
  検査を依頼することを国から指示されています。


問 ペットからの感染を防ぐためには、どうすればよいですか?
  SFTS以外にも、動物からヒトへうつる感染症は多くあります。
  このような「動物由来感染症」を予防するには、
   ・過剰なふれあいは控える
     (口移しでえさを与える、布団で一緒に寝るなど)
   ・動物に触ったら、必ず手を洗う。
   ・ダニなどの外部寄生虫は薬などで適切に駆除する。
   ・ペットが体調不良の場合は、速やかに動物病院を受診する。
   ・感染症が疑われ、衰弱したペットの汚物処理等の際は手袋を着用する。
       などの予防を心がけてください。

  また、ヒトが体調不良になった場合は、早めに医療機関を受診し、受診の際には、
  ペットの飼育状況や健康状態、接触状況なども医師に伝えるようにしてください。


問 ペットのSFTS感染予防対策は?
  ・動物病院で処方してもらった、ダニの忌避剤や駆除剤を使って予防してください。
  ・シャンプーやブラッシングなどで清潔を保つことも大切です。
  ・ペットが体調を崩したり、ダニが寄生しているのを見つけたら速やかに動物病院を
   受診してください。


問 SFTSの他に、ペットの体液等から人へ感染する病気はありますか?
     狂犬病、レプトスピラ症、オウム病、ブルセラ症等があります。
     詳しくは、厚生労働省ホームページをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya//kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou18/index.html

 

〈 SFTSの相談窓口について 〉

問 ペットのSFTSについて心配です。相談するところはありますか?
      ペットが体調を崩している場合は、早めに動物病院を受診ください。
  その他、SFTSに関するご相談については、次の機関で受け付けています。

【人の健康に関する相談窓口】

相談機関 相談時間 電話番号
徳島保健所 平日8:30~17:15 088-602-8907
吉野川保健所 平日8:30~17:15 0883-36-9019
阿南保健所 平日8:30~17:15 0884-28-9874
美波保健所 平日8:30~17:15 0884-74-7374
美馬保健所 平日8:30~17:15 0883-52-1018
三好保健所 平日8:30~17:15 0883-72-1123
健康増進課
感染症・疾病対策室
平日8:30~18:15 088-621-2228

 

【ペットに関する相談窓口】

相談機関 相談時間 電話番号
動物愛護管理センター 8:30~17:15 088-636-6122
阿南保健所 平日8:30~17:15 0884-28-9872
美波保健所 平日8:30~17:15 0884-74-7345
美馬保健所 平日8:30~17:15 0883-52-1011
三好保健所 平日8:30~17:15 0883-72-1121
安全衛生課
広域監視・食品乳肉担当
平日8:30~18:15 088-621-2229

 

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お問い合わせ

消費者くらし安全局安全衛生課
広域監視・食品乳肉担当
電話:088-621-2229
ファクシミリ:088-621-2848