徳島県と株式会社セブン＆アイ・ホールディングスは，南海トラフ地震をはじめとする大規模災害発生時の新たな被災者支援モデルの構築に向け，検討と実験を行うことに合意しました。

１　目　的
　熊本地震においては，「車中泊」や「テント村」等，避難行動が多様化し，従来の避難所を核とする支援体制では，その状況把握やケアが困難であるなどの課題が指摘されています。本合意では，「車中泊避難者」等に対し，コンビニエンスストアのネットワークを活用した新たな支援モデルの構築を目指すものです。

２　合意の内容
（１）県の災害時の情報共有基盤である「災害時情報共有システム」と株式会社セブン＆アイホールディングスの防災システム「セブン　　　ＶＩＥＷ」とのシステム連携により，双方が情報を共有することで効果的な災害対応を目指します。
（２）コンビニエンスストアの店舗を，自治体からの情報発信など地域における支援拠点の１つと位置付け，セブン－イレブンの店舗を活　　用した新たな支援モデルの構築を目指します。
（３）物資の支援拠点としての，コンビニエンスストア活用の可能性についても，検討を進めます。
（４）両者は，本目的を達成するために必要な「検討」，「実動実験を通じた検証」をします。

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