【会議結果】北朝鮮による核実験の実施事案を受けた本県の対応について
以下のとおり、危機管理連絡会議を開催しましたので、概要をお知らせします。
1 日 時:平成28年9月9日(金)13:00~13:10
2 場 所:県庁4階405会議室
3 出席者:危機管理部副部長、各部局主管課副課長ほか
4 協議概要
○北朝鮮による核実験の実施事案を受けた本県の対応について
■ 危機管理部から、本事案の経緯等について、次のとおり説明を行った。
・ 平成28年9月9日9時30分頃(日本時間)、気象庁が、北朝鮮付近を震源とする地震波を観測した。
・ 政府では、北朝鮮による核実験を実施したと判断し、北朝鮮情勢に関する官邸対策室において、情報の収集・分析を行っている。
■ 県民環境部から、次のとおり説明を行った。
・ 県内4箇所の放射線モニタリング測定結果によると,現在のところ本県に影響はない と考えられる。
・ 引き続き、原子力規制庁と連携しながら,放射線モニタリング測定等を続ける。
■ 商工労働観光部から、次のとおり説明を行った。
・ 北朝鮮及び周辺国への本県旅行者については確認中。
・ 本県関係企業の北朝鮮への進出はない。
・ 周辺国の中国,韓国には本県関係企業が進出しており,引き続き,情報収集に努める。
■ 農林水産部から、次のとおり説明を行った。
・ 本県関係漁船については,現在周辺海域では操業していない。
■ 教育委員会から、次のとおり説明を行った。
・ 県内小・中・高等学校は修学旅行による渡航はない。
■ 最後に、危機管理部から、次のとおり各部局に指示した。
本県においても以下のとおり情報収集・分析の強化を図ること。
・モニタリングポストによる空間放射線量率調査及びゲルマニウム半導体検出器を
用いた核種分析
・各部局による情報収集体制の強化
・危機管理部による広報体制の強化
また,今後本県に影響があった場合には,ただちに、危機管理会議を開催する。
以 上