(会議結果)北朝鮮情勢を踏まえた体制強化及びジカ熱への注意喚起について

2016年2月2日

 以下のとおり、危機管理連絡会議を開催いたしましたので、お知らせいたします。

1 日 時:平成28年2月2日(火)16:00~16:10

2 場 所:県庁4階405会議室

3 出席者:危機管理部副部長、各部局主管副課長ほか 計16名

4 協議概要

  (1)北朝鮮情勢を踏まえた危機管理対応について

  ■ 危機管理部から、以下の点について説明を行った。
    ・ 1月28日消防庁国民保護運用室から「北朝鮮のミサイル発射準備に関する情報提供」があったが、

    今のところ発射時期は不透明である。
      ・ 1月29日には防衛省が破壊措置命令を出し、準備を整えている。
   ・ 危機管理部では、平日、休日に関わらず6時~19時の間2人で体制をとっている。
   ・ 北朝鮮のミサイルが発射されれば、速やかに危機管理会議を開催するので、

     各部局において、連絡体制の確認を行うこと。ミサイルの飛行経路によるが、

     農林水産部は、本県関係の漁船の安全を確認を、教育委員会は、

     修学旅行中及び日本人学校へ派遣している教員の安全を確認をお願いしたい。

    ■ 危機管理部副部長から、次のとおり各部局に指示した。
     ・ 危機管理部を中心に情報収集に努め、ミサイル発射に関する情報を探知すれば    

    直ちに伝達するので、各部局は関係機関との連絡体制の確認、構築をすること。
   ・ ミサイルが発射された場合は、直ちに影響調査を開始し、危機管理会議が開催できるよう準備をすること。

(2)ジカ熱への対応について

    ■ 保健福祉部から、以下の点について説明を行った。
   ・ 中南米で流行が拡大している、ジカ熱について、2日未明WHOにおいて、

    「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」が宣言された。
   ・ 症状はデング熱より軽症であるが、妊娠中のジカ熱感染と胎児の小頭症に

    関連 が見られるとされており注意が必要である。
     ・ リオオリンピックもあり流行地域との交流も盛んになると思われるため、

    県民に注意していきたい。
   ・ 帰国後に感染の心配がある方は、保健所に相談いただくなど、注意喚起を行って参りたい。

    各部局も関係機関等への周知をお願いしたい。

  ■ 危機管理部副部長から、次のとおり各部局に指示した。
   ・ 保健福祉部を中心に情報収集に努め、新たな動きがあれば医療関係機関に周知するととともに、

    各部局との情報共有を図ること。
   ・ ジカ熱を媒介する蚊の活動時期に向け、デング熱も含めた感染まん延防止のための啓発等の対策をするとともに、

    流行地域に渡航する県民に対し注意喚起をすること。

会議概要.pdf(385KBytes)会議資料.pdf(1.43MBytes)

                                                                                                             以 上

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