Q 添加物における安全確保についての取り組みは、どのように行われていますか

2015年7月1日

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  添加物における安全確保についての取り組みは、どのように行われていますか。

 

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  添加物の使用が認可されるには、食品安全委員会のリスク評価を受け、その後厚生労働大臣の諮問機関である薬事・食品衛生審議会で、その安全性が確認されなければなりません。

 

   現在使われている添加物には、このような審議を経て指定されたもののほかに、長年の食経験などから判断して認められているものもありますが、これらについても、確認のための安全性試験が継続して行われています。
   また、添加物の使用実態の調査や、添加物の表示が正しくなされているかを検査するため、食品衛生監視員が食品製造業者や販売店に立ち入って、必要に応じてサンプリング検査を実施しています。検査の結果、「成分規格」や「使用基準」に適合していなかったり、指定されていない添加物の使用が確認された場合には、食品衛生法違反としてその食品の回収、廃棄などの措置が執られます。

 

食品衛生監視員
   食品衛生監視員は、販売あるいは使用される食品、添加物、器具、容器包装、施設などの衛生を確保するため、国や地方自治体の公務員として、食品関連の施設や病院・学校などの給食施設に対して食品衛生の監視・指導・検査を行っています。

 

<参考>厚生労働省:食品添加物よくある質問(事業者向け)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuten/qa_jigyosya.html

お問い合わせ

消費者くらし安全局安全衛生課
電話:088-621-2110