徳島県では，消費者の視点から食品表示に関する情報を収集するため，平成１４年度から特定非営利活動法人徳島県消費者協会の協力を得て，『徳島県食品表示ウォッチャー』を任命し，食品表示ウォッチャーによる食品表示の調査を委託して，県及び消費者団体との連携により，食品表示の適正化の推進を図っています。

　現在，県下８０名の消費者が食品表示ウォッチャーとして活動しており，日常における買い物等を通じて，県内の店舗を対象とした食品の表示モニタリング調査を行っています。

　そのモニタリング調査の結果により，不適正な表示商品があれば，県等の行政機関において，適宜，食品関連事業者に対して調査及び指導を行っています。

　また，食品表示ウォッチャーのうち，食品表示に関する卓越した知識を有した者を『徳島県食品表示の達人』に認定し，日常生活や地域活動の中で一般消費者に対して食品表示に関する正しい知識の啓蒙したり，【食品表示適正強化月間】を設けて監視活動を行っています。

＜徳島県食品表示ウォッチャー研修会の様子＞