平成25年度徳島県防災図上訓練等の実施について
次のとおり、「平成25年度徳島県防災図上訓練」及び「平成25年度中国四国広域図上訓練」を実施しました。
○「平成25年度徳島県防災図上訓練」
1 目 的
南海トラフの巨大地震に備えた初動体制の確立を目指し、県災害対策本部等の円滑な運営の検証及び運営上の課題等を明らかにし、その改善措置を講じるための図上訓練を実施して、職員の災害対応能力等の向上を図るとともに、防災関係機関等との協調連携を図る。
2 実施日時
平成26年1月17日(金) 09:00~11:30
3 実施場所
防災・危機管理センター(3F及び4F)、県庁各部
4 参加機関等
(1)徳島県
(2)徳島県警察本部
(3)県下24市町村
(4)防災関係機関等
徳島地方気象台、自衛隊徳島地方協力本部、陸上自衛隊第15普通科連隊、陸上自衛隊第14施設隊、陸上自衛隊第14飛行隊、海上自衛隊徳島教育航空群、海上自衛隊第24航空隊、徳島海上保安部、国土交通省四国地方整備局徳島河川国道事務所、国土交通省大阪航空局徳島空港事務所、農林水産省中国四国農政局徳島地域センター、国土地理院四国地方測量部、(株)四国電力、NTT西日本、(株)NTTドコモ、(株)KDDI、(株)ソフトバンクモバイル、NEXCO西日本、JB本四高速、徳島県トラック協会、JAXA
(5)災害時協定締結団体等
計 138機関 約500名
5 訓練の狙い
(1)大規模災害時における災害対策本部統括司令室及び各部局等の活動
(2)発災初期における迅速な被災状況の把握と対処
(3)協定締結団体等と連携した物資の調達・輸送調整
(4)中国四国広域支援協定にもとづく応援・受援の要領
6 訓練の概要
(1)想定する地震及び被害想定
ア 南海トラフの巨大地震を想定
(ア)地震の概要
四国南方の南海トラフ付近において、マグニチュード9の地震が発生
(イ)発生時刻
平成26年1月16日08時00分頃
イ 被害想定
「徳島県津波浸水想定」(H24.10.31)
「徳島県南海トラフ巨大地震被害想定(第一次)」(H25.7.31)
「徳島県南海トラフ巨大地震被害想定(第二次)」(H25.11.25)
を参照
(2)主要な訓練項目
ア 災害対策本部統括司令室及び各部局等の発災初期における活動
イ 発災初期における被災状況等の把握及び対処
ウ 避難者に対する支援物資の必要量の把握及び中国ブロックへの支援要請
エ 応援部隊等の救助活動の調整
オ 交通、電力、通信等関係機関との連携
カ 災害対策本部会議の開催
(3)訓練の構成
別紙1「徳島県防災図上訓練の構成」による。
別紙1(徳島県防災図上訓練の構成).pdf(213KBytes)
7 訓練の特徴
(1)災害時協定締結団体等と連携した物資の調達・輸送調整の実施
(2)平成25年度中国四国広域図上訓練と合わせて実施
○「平成25年度中国四国広域図上訓練(徳島県実施分)」
1 実施日時
平成26年1月17日(金)13:00~15:00
2 実施場所
防災・危機管理センター(4F)
3 訓練の概要
別紙2「中国四国広域図上訓練の構成」
別紙2(中国四国広域図上訓練の構成).pdf(39.6KBytes)
※なお、詳細については、別紙3「平成25年度中国四国広域図上訓練の実施について」参照のこと。
別紙3(H25中国四国広域図上訓練の実施について).pdf(86.9KBytes)
災害対策本部統合司令室において、各担当が付与された状況に対する処置を検討 |
警察、消防、自衛隊、海上保安部を交えた救助活動調整会議 |
ライフライン関係機関も訓練に参加し、連携を図る |
市町村から要請のあった物資の調達・輸送の調整を図る |
中国四国広域支援協定に基づき、カウンターパートである鳥取県職員も訓練に参加 |
本部長である知事を補佐し、実質的な災害対策を指揮する「統括司令室」のトップである統括司令への状況報告 |
災害対策本部会議において、防災関係機関から活動状況等について報告 |
災害対策本部会議において、災害対策本部長(知事) からの指示 |
本年度4月から本格的な運用を開始した災害時情報共有システムにより被災状況等の情報収集・把握 |
本年度11月から運用を開始したテレビ会議システムにより、災害対策本部と南部支部、西部支部とのテレビ会議 |