危機管理会議の開催結果について
次のとおり、危機管理会議を開催しましたので、お知らせいたします。
1 日 時:平成25年11月21日(木)午前11時00分から11時30分まで
2 場 所:県庁3階 特別会議室
3 出席者:政策監、危機管理部長、各部局主管課長ほか 計17名
4 会議内容: 「徳島県新型インフルエンザ等対策行動計画」の策定について
■ 危機管理政策課から,資料1に基づき,「徳島県新型インフルエンザ等対策行動計画」について説明があり,
本日付けで承認された。
■ 続いて,保健福祉政策課から,県内の季節性インフルエンザの発生動向や,新型インフルエンザ等に関する
国内外の状況について説明があった。
(概要)
○ 季節性インフルエンザのピークは1月~3月に流行のピークを迎える。現在 は,県内で流行はしていないが,
年明けから注意が必要。
○ 抗インフルエンザウイルス薬の備蓄についても,本年,8,800人分を追加購 入している。
○ 国内外での発生状況は,本年3月に発生した鳥インフルエンザ(H7N9)について,
11月8日現在,140名が感染し,内45名が死亡している。
■ 最後に,政策監から次の指示があった。
○ 新型インフルエンザは,ひとたび発生すれば,全国で約64万人,本県においても約4,000人が死亡するといわれる
「国家的な危機事象」である。
○ また,先ほど保健福祉部から報告もあったが,中国で発生している鳥インフルエンザをはじめ,
東南アジアや中国では,トリからヒトへの感染事例が多数報告されているところ。
○ 本日,「徳島県新型インフルエンザ等対策行動計画」を策定したが,行動計画を策定して終わりということはない。
よって,次の3点について、特に留意していただきたい。
1 行動計画の内容を職員一人一人に周知していただき,各部局においては
平時からしっかりとして体制を確保していただきたい。
また,いざ新型インフルエンザ等の感染症が発生した時に,この行動計画が動くものになるよう,
各部局が作成しているマニュアルやBCPについても見直し・点検を行っていただきたい。
2 行動計画は,県が実施する措置等以外に,市町村や指定地方公共機関が行動計画等を作成する際の
基準となるべき事項を定めているため,市町村や指定地方公共機関等の関係機関に対し,
速やかに周知していただきたい。
3 新型インフルエンザ等対策は,危機管理部と保健福祉部だけで行うのではなく,
全庁が一丸となって対策を進めていただきたい。
部局をまたがるような対策についても,一致協力して対応をするということが大切であるため,
自分の仕事として取り組んでいただきたい。
緊急を要する場合は,直接私に連絡していただいても構わないので,「県民の皆様の生命や財産をしっかりと守り,
安全安心を確保する」という気概をもって,しっかりと取り組んでいただきたい。
以 上
資料1-1_概要.pdf(1.84MBytes)資料2_徳島県新型インフルエンザ等対策行動計画.pdf(7.99MBytes) 資料3_指定地方公共機関について.pdf(319KBytes)