H24徳島県国民保護訓練(図上訓練)を実施しました。
国民保護に係る関係機関の機能確認及び相互連携の強化を図るとともに,県民の理解促進を図るため、
国、地方公共団体、その他関係機関等が一体となった共同図上訓練を実施しました。
1 実施日時
平成25年2月8日(金)13:00~16:00
2 訓練会場
・防災・危機管理センター(徳島県庁3階) 徳島県危機管理対策本部、徳島県緊急対処事態対策本部
・防災・危機管理センター(徳島県庁4階) 徳島県統括司令室
・講堂(徳島県庁11階) コントローラ室、松茂町対策本部
3 訓練概要
アスティとくしまで開催される「国際フォーラム」参加者を乗せたチャーター便が到着した「徳島阿波おどり空港ターミナル」において、
テログループにより仕掛けられた「TNT(トリニトロトルエン)火薬」が爆発し、訓練が始まった。
その後、逃走していたテログループが高速バスターミナル(徳島とくとくターミナル)に大量の「TNT(トリニトロトルエン)火薬」と「武器」を所持し、
人質をとって立てこもることを、訓練参加者に提示。
こうした状況のほかの詳細なシナリオについては、あらかじめ訓練参加者には事前に提示しない、いわゆる「ブラインド方式」により訓練を実施しました。
訓練参加者は、与えられた状況をもとに、必要な情報の収集・分析を行い、「負傷者の救命・救助」、「地域住民の安全な避難」等の対応を判断し
訓練を進めました。
4 主要訓練項目
(1) シナリオを提示しないブラインド訓練の実施
(2) 緊急事態発生時の県の初動措置(情報収集・報告・各機関との連携)訓練
(3) テレビ会議システムを活用した通信訓練
(4) 新たに設けた「統括司令室」の設置・運営訓練
(5) 現地調整所設置・運営訓練
(6) 四国4県,鳥取県,関西広域連合との連携訓練
5 参加機関
内閣官房、消防庁、陸上自衛隊(第14旅団,第15普通科連隊,第14飛行隊)、海上自衛隊(呉地方総監部、徳島教育航空群、第24航空隊)、
自衛隊徳島地方協力本部、国土交通省大阪航空局徳島空港事務所、徳島海上保安部、国土地理院四国地方測量部、鳥取県、徳島県、香川県、
愛媛県、高知県、関西広域連合、徳島県警察本部、徳島北警察署、松茂町他23市町村、板野東部消防組合、徳島市消防局、
航空宇宙研究開発機構(JAXA)、徳島DMAT
(訓練参加:48機関,約150人)
(国民保護訓練の様子)