南海道地震津波の記録「海が吠えた日」の連載にあたって

2009年12月1日

南海道地震津波の記録「海が吠えた日」 牟岐町

 南海地震は過去歴史的に繰り返し発生し、本県に甚大な被害をもたらしてきました。
 そして、今後30年以内に50%~60%の確率で発生が予測されている次の南海地震では、県内全域に震度5強から6強の強い揺れが襲い、県南部に最大で9メートルにも及ぶ大きな津波が押し寄せ、死者数は最大で約4,300人、建物全壊棟数は約49,700棟に及ぶ甚大な被害の発生が想定されています。

 こうした次の南海地震に備え、被害を最小限とするためには、過去の南海地震を経験した方々の「貴重な体験」に学び、それを教訓として行動に移していくことが重要です。

 南海地震津波の記録「海が吠えた日」は、牟岐町において編集された昭和南海地震の体験記録集であり、被災された69名の体験談を収集したものです。
 牟岐町のご了解をいただき、来週から連載することとなりました。

 数多くの教訓が刻まれた記録です。
 毎週火曜日に更新しますので、是非お読みください。

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