「一日前プロジェクト」エピソード39  ~地震直後の避難は危険がいっぱい ~間一髪ヘルメットで命びろい~(宮城県北部地震)~

2009年9月16日

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(東松島市 30代 男性)

 

今回の地震でも家の裏のガケが崩れたりして大変でしたが、私は小学5年生のころに、昭和53年(1978年)の宮城県沖地震を体験しているんです。

 

あのときは、大きな地震が起きて、先生がとにかく早く家に帰れというので、友達数人と一緒に自転車で下校したわけですが、途中の山道で、上の方から小石がパラパラと落ちてきて、かぶっていたヘルメットにあたったのです。

 

で、直感的に危ないと思って、ありったけの力で自転車をこいでその場を通り過ぎました。後ろを振り返ると、くずれてきた土砂で道がふさがっていました。まさに間一髪でした。

 

先生が、「早く帰るように言って悪かったな」って言っていたのを今でも覚えています。

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