「一日前プロジェクト」エピソード23  ~油断大敵! ~屋根うらのボルトのゆるみも確認を~(宮城県北部地震)~

2009年3月18日

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(東松島市 50代 男性)

 

地震の後、ある住宅メーカーが無料診断をしてくれるというので、建築士の人に屋根裏に入って見てもらったんです。うちの家は平成3年につくったものですが、撮ってくれた写真を見ると、ボルトなどの金具がみんな緩んでいたんです。

 

木造だと、乾燥して木がだんだんやせてきて、やせてもボルトはそのままだから、何もなくても若干は緩むということは知っていましたが、うちの場合は、地震の影響でナットなんかがかなり緩んでいたので、耐震補強をしてもらいました。

 

ふつうの人は、ふだん屋根裏までは見ませんからね。「この前、あのくらいの地震がきてもつぶれなかったから、今度も大丈夫」なんて思っていると危ないということなんですよ。

 

もう今すでに緩んでいるとしたら、今度同じような地震がくれば、つぶれるくらいになるわけですから、点検や補強をしておくというのは、ほんとうに大事だと思います。起きてしまってからでは取り返しがつきませんからね。

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