「一日前プロジェクト」エピソード9  ~地震のおそろしさ体感 ~タオルや下着はいつもそばに置くようにしています~(宮城県北部地震)~

2008年12月3日

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(東松島市 70代 女性)

 

実は、私は今まで、地震というのはそんなに怖いものではないと思っていたんです。世の中の話には聞いてはいたけど、実際にそういう体験をしたことがなかったものだから。

 

でも、「おばあさん、中にいてはだめだから、外に出て、外に出て」と、むりやり外に出されたとき、「ああ、竹やぶに逃げろというのはこういうときなんだ」と思いました。

 

地震・雷・火事・おやじと言うけれどね、地震というのは一番恐ろしいものだなって、改めてそのとき思ったんです。

 

うちではね、日中は私1人なものだから、「おばあさん、地震が来たらすぐに外に出なさいよ」、「いざというときのために、すぐに持ってでられるものをまとめておかないといけないよ」と息子に言われます。そう言ってくれることが有り難いなって思って、タオルとか下着とかをひとつの袋に入れて、いつでもそばに置いています。

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