「一日前プロジェクト」エピソード91 ~市内の娘にまずメール - お父さんはゴルフ場- ~
2011年6月1日
(福岡市 50代 女性)
地震が起きた時、まず、家族のことが心配だったですね。
ゴルフに行っている主人は山の中だから大丈夫だろうと思っていましたが、娘が市内に2人嫁いでいますので、そっちの方が心配でした。どうしているかと電話をかけても、つながらない状態がずっと続いていました。焦りました。携帯電話もなかなか通じなくて、結局どうにか携帯電話の「メール」で連絡がとれました。娘たちが無事だったのでホッと胸をなでおろしました。
それから、ゴルフに行っている主人に電話しました。「今、何しよっとね、早く帰ってこんね、大変なことになっとるとよ」と言ってですね。そしたら向こうは、ゴルフ場のある山のほうはゴーッという音がしたけど、「大したことないやろ」という感じだったらしいです。1ヶ月後にまた地震が起きたときも、主人はゴルフに行っていたんですよ。
余震がたびたびありましたよね。余震がなくなっても、何か体がこうゆれるような感じがしました。やっぱり1人でおるというのはほんと怖かったですね。
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