「南海地震を知る~徳島県の地震・津波碑~」(第4回)-立江八幡神社「農地災害復旧碑」

2008年12月4日

写真及び位置図
写真及び位置図

第4回は、小松島市立江町の八幡神社境内にある「農地災害復旧碑」です。

名称:農地災害復旧碑

場所:小松島市立江町新開18 八幡神社境内

建立:昭和42年(1967年2月)

地震:昭和南海地震(1946年)

 

小松島市立江町新開の八幡神社境内に、昭和南海地震(1946.12.21)後の農地災害復旧事業を後世に伝える「農地災害復旧碑」があります。「大地震に起因する地盤沈下により立江町の水田40町歩が、悪水の滞留のため不毛の地と化した。災害後、農地改良復旧事業として昭和27年3月に着工、総工費3,300万円の巨費を投じて昭和31年3月に竣工した。」などと刻まれています。

 

『教訓』

南海地震の発生により、地盤沈下が起き、冠水した水が長期間滞留、農地などに被害が出ることがあります。排水施設の整備も必要となります。

 

次回は、名東郡佐那河内村の長願寺にある碑を紹介します。

地図

立江八幡神社「農地災害復旧碑」

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